パランティア・テクノロジーズ【PLTR】の掲示板 2024/05/08〜2024/05/20

インベスタープレイス
ドイツ銀行のアナリスト、ブラッド・ゼルニック氏は、同社の第1四半期決算を受けて、Palantir (PLTR) の目標株価を18ドルから20ドルに引き上げた。
同時にゼルニック氏は、ビッグデータ分析企業に対する評価は依然として「売り」としている。
PLTRの株価は、第1四半期の決算発表後、約14％下落している。簡単に言えば、数字が良かったということだ。
しかし、PLTRの株価がまだ下落しているのは、その過大評価によるもので、つまり株主は良いものを得たが、素晴らしいものを期待していたということだ。
ジェフリーズのアナリスト、ブレント・ティル氏は、「業績は堅調だったが、投資家は株価が16倍（2024年の売上高の倍率）で取引され（当社ユニバースで最高）、株価が47％上昇（年初来）している倍率に注目していると思われる」と述べた。
当四半期、売上高は前年同期比21％増の6億3,400万ドルで、これは商業向けが27％増、政府向けが16％増だったことによる。アナリスト予想の6億2500万ドルを上回った。さらに、パランティアのGAAPベースの営業利益は8,100万ドルとなり、5四半期連続でGAAPベースの営業黒字を達成した。GAAPベースのEPSも黒字で、1株当たり4セントを計上した。
ガイダンスも引き上げられた。2024年の売上高を26億7,700万ドルから26億8,900万ドルと予想し、事前ガイダンスの26億5,200万ドルから26億6,800万ドルに引き上げ、アナリスト予想の26億8,000万ドルと同水準とした。第2四半期の売上高ガイダンスは6億4,900万ドルから6億5,300万ドルで、アナリスト予想の6億4,300万ドルを上回った。
この報道を受けて、ドイツ銀行のアナリスト、ブラッド・ゼルニック氏は目標株価を18ドルから20ドルに引き上げた。ゼルニック氏は、DeutscheはPLTRのバリュエーションを考慮し、"このビジネスを巡って競合する既存ベンダーの長蛇の列に対し、AIPの競争的ポジショニングの持続可能性に確信が持てるようになるまで、また社内のITチームがAIの学習曲線を上っていくようになるまで、"PLTRを傍観し続けるだろうと指摘した。