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スーパー・マイクロ・コンピュータ【SMCI】の掲示板 2024/03/14〜2024/03/19

データセンター液冷化トレンドと各社の役割
$NVDA $SMCI $VRT

1️⃣ 液冷方式の概要
近年、データセンターの消費電力増大に伴い、効率的な冷却技術として液冷方式(Direct Liquid Cooling)が注目されています。

液冷方式では、冷却設備からCDU(Cooling Distribution Unit)を介して、データセンター内のラック内のサーバーに冷却液が循環供給されます。サーバー内部では、CPU/GPUチップ上に設置されたコールドプレートで熱交換が行われ、発熱が冷却液に逃がされます。

2️⃣ 各社の役割
液冷システムの導入には、サーバーからファシリティまで幅広い技術とノウハウが必要とされ、NVIDIA、Supermicro、Vertivなどの各社がそれぞれ別の役割を担っています。

- NVIDIA: 高性能GPUを搭載した液冷対応サーバーを提供。液冷対応のDGXシステムなどを準備中。
- Supermicro: 液冷対応サーバーの構築、筐体としてパッケージ化し、ラックへの実装を担当。
- Vertiv: データセンター全体の温度管理とCDUを含む冷却設備の構築・運用を担当。

📍今後の展望
AIデータセンターの液冷化の流れは、生成AIの登場に伴うGPU電力消費増とともに不可欠な技術となりつつあります。今後AI利用が進むことで、AIデータセンター全体の液冷化がさらに加速していくと予想され、今後、液冷技術がデータセンターのスタンダードになる日も遠くないかもしれません。関連企業の今後の動向には要注目です。