投稿一覧に戻る ギリアド・サイエンシズ【GILD】の掲示板 2021/07/10〜 95 李皓鑭 強く買いたい 2021年8月21日 23:54 >>94 PERがとんでもない、と言っている人は単に表に出ているGAAP(米国一般会計基準)ベースの利益から算出されたPERしか見てないんでしょう。 そういう人は表面的な数字でしか判断できず、本当の企業価値にまで目が届かない残念な投資家さんです。 2020年10月に完了したイミュノメディクス2兆円超の買収では、イミュノメディクスの当時の株価の2倍超での買収でした。 以下、決算資料に書いてあることですが、 「経営陣は、運営、予算策定、財務計画を目的として社内で非GAAPベースの情報を使用しており、ギリアドのGAAPベースの財務諸表とあわせて使用することで、この非GAAPベースの情報が投資家にとって有用なものになると確信しています」 「非GAAPベースの財務情報には、買収関連費(償却を含む)〜(その他いくつか)〜は含まれていません」 買収時に2倍以上の価格で買った今回のような上乗せされたのれん代は、日本基準のように20年以内の一定期間で償却するのではなく、GAAPやIFRS(国際財務報告基準)ではのれん代が毀損した場合のみ減損処理されます。 直前期と買収後を比べてみれば一目瞭然ですが、明らかにGAAPベースにはそれが反映されているので利益が圧縮されPERも大幅に高くなってしまっています。 また発表されている他のGAAPベースと非GAAPベースの数値からも、その違いはイミュノメディクスの買収によるものとわかります。 ギリアドは過去、アグレッシブでチャレンジングな買収によって一時は世間に驚かれながら、その後しばらくして巨額の利益を生み出すという形で成長してきた会社ですから、このイミュノメディクスの買収も充分勝算があってのことだろうと思います。 買っている人達は皆さんPERがとんでもないだなんて考えてなくて、むしろ今なら安過ぎると考えています。 私も適正株価は軽く100ドル以上と踏んでいます。 なぜならイミュノメディクス買収前のPERは10倍未満で、買収によってイミュノメディクスの直前期(2019年12月期)の当期損失357百万ドルをそのまま入れて計算したとしても、ギリアド直前期(2019年12月期)の当期利益5386百万ドル全体からすれば微々たるものなので、のれん代の減損分を引いて計算すればいまだにPFRは同業他社に比べると相当割安ですので。 >PERがとんでもない値だけど買う人いるんですねえ 返信する そう思う24 そう思わない1 開く お気に入りユーザーに登録する 無視ユーザーに登録する 違反報告する 証券取引等監視委員会に情報提供する ツイート 投稿一覧に戻る
李皓鑭 強く買いたい 2021年8月21日 23:54
>>94
PERがとんでもない、と言っている人は単に表に出ているGAAP(米国一般会計基準)ベースの利益から算出されたPERしか見てないんでしょう。
そういう人は表面的な数字でしか判断できず、本当の企業価値にまで目が届かない残念な投資家さんです。
2020年10月に完了したイミュノメディクス2兆円超の買収では、イミュノメディクスの当時の株価の2倍超での買収でした。
以下、決算資料に書いてあることですが、
「経営陣は、運営、予算策定、財務計画を目的として社内で非GAAPベースの情報を使用しており、ギリアドのGAAPベースの財務諸表とあわせて使用することで、この非GAAPベースの情報が投資家にとって有用なものになると確信しています」
「非GAAPベースの財務情報には、買収関連費(償却を含む)〜(その他いくつか)〜は含まれていません」
買収時に2倍以上の価格で買った今回のような上乗せされたのれん代は、日本基準のように20年以内の一定期間で償却するのではなく、GAAPやIFRS(国際財務報告基準)ではのれん代が毀損した場合のみ減損処理されます。
直前期と買収後を比べてみれば一目瞭然ですが、明らかにGAAPベースにはそれが反映されているので利益が圧縮されPERも大幅に高くなってしまっています。
また発表されている他のGAAPベースと非GAAPベースの数値からも、その違いはイミュノメディクスの買収によるものとわかります。
ギリアドは過去、アグレッシブでチャレンジングな買収によって一時は世間に驚かれながら、その後しばらくして巨額の利益を生み出すという形で成長してきた会社ですから、このイミュノメディクスの買収も充分勝算があってのことだろうと思います。
買っている人達は皆さんPERがとんでもないだなんて考えてなくて、むしろ今なら安過ぎると考えています。
私も適正株価は軽く100ドル以上と踏んでいます。
なぜならイミュノメディクス買収前のPERは10倍未満で、買収によってイミュノメディクスの直前期(2019年12月期)の当期損失357百万ドルをそのまま入れて計算したとしても、ギリアド直前期(2019年12月期)の当期利益5386百万ドル全体からすれば微々たるものなので、のれん代の減損分を引いて計算すればいまだにPFRは同業他社に比べると相当割安ですので。
>PERがとんでもない値だけど買う人いるんですねえ