ここから本文です
Yahoo!ファイナンス
投稿一覧に戻る

AMCエンターテインメント・ホールディングス【AMC】の掲示板 2021/07/07〜2021/07/13

40ドルを割った時にHODLの壁が崩れないか注視してたんですが、狼狽売りで出来高が倍に増えるような流れにはならなくてよかったですね。
昨日が清算開始のXデーだったと思いますが、公式発表があるわけじゃないので、もしかするとどこかの機関がマージンコールで飛んだだけという可能性も捨てきれません。

短い分足で見ると、低い出来高の中で突然高い出来高で大きな陽線ができているタイミングがあります。基本的にはそれが買い戻しのタイミングでしょう。買い側の出来高が突発的に増えることはあまりありませんが(機関買いも、まとめ買いすると値が上がって高くついちゃうので分散させて影響を小さくするのが普通です)、ショート側が止むに止まれず買いに回るから急に増えるわけです。
今後イナゴも寄ってきて出来高全体が増えるかもしれませんが、基本構造は変わるものではないので、チャート監視のご参考に。

Thresholdリストは13日目になったら累積FTDをすべて清算するのではなく、13日前のFTDを清算するだけのようです。通常はFTDを最大T+35までに清算しなくてはいけないのが(本来はT+5なのでこの時点で基本ルール逸脱)、多量のFTD連続によってT+13まで強制的に短縮させられるのがThresholdリストの趣旨です。古いFTDから順に日々処理していく過程が始まるのです。

8日にもAMCはThresholdリストに載りましたが、これは古いFTDを処理しながら(or処理するために)新しいFTDを出しているのです。多重債務者と同じ行動ですが、昨日書いたredittのDDを前提とすると「下っ端に罪をなすりつけてでも自分だけは助かる作戦」の論理なのかもしれません。

ちなみに、AMCもGMEも、過去に30日以上連続でThresholdリストに連続掲載されてます。基本的には同じアルゴリズムだろうから、値動きや出来高が参考になるかもしれません。

ショート側は、期限が来ていきなり無力になるわけじゃなく、必要な現物株を手に入れるまで攻撃を続けるでしょう。
ここでようやく奴らの資力が問題になるわけですが、資産が少なく小規模なところは早い段階でポジションクローズになるし、体力があるところは延々と先延ばしするでしょう。1月2月のチャートが示すように、清算期間も毎日が陽線になるわけではなさそうです。