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ラムダデルタの株談義
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ラムダデルタの株談義の掲示板

>>206

これが結論だけど?

日本株は絶好の押し目チャンス

【為替】
為替市場はストップロスオーダーを巻き込み円急伸。ドルは115円半ば迄下落。外資系証券のストップロスオーダーは117円を中心に分布していたので、115円は当面の下値目途となる可能性が有る。当面117円+-3円前後のレンジ相場で推移すると予測。円安一服で自動車など景気敏感株、輸出円安恩恵銘柄は暫くお休み。キツイ相場が続くと思う。

【原油暴落】
原油相場は価格目標コンセンサス40ドルであるが40ドル~80ドルは真空地帯。ロシア情勢次第では乱高下も有りうるが、下方向トレンドで見て大きな問題は無いと思う。原油の下落は資源国通貨に深刻なダメージをもたらしている。資源国掘ればお金に今まではなったから経済に壊滅的打撃。ロシアは共産主義だったこともあり労働モチベーションが低い。ブラジルは人口に対して国土が膨大で労働者の能力があまり高くない(低くても就労可能)

【通貨危機】
1日で20%以上下落したロシアルーブル。12月9日1ドル55ルーブルだったのに、昨日一時1ドル78ルーブル超え。ちなみに年初は1ドル33ルーブル。原油採掘コストに逆ザヤ発生中なので、とんでもないスピードで通貨が下落し、資源国バランスシートが悪化している。その結果おこるのは、新興国資源国からの資金退避。ブリックス諸国の中でもとりわけ資源国であるロシア、ブラジルが最大の被害をこうむることは言うまでもない。今回のルーブル危機はソロス関与が確定的。20年前1ドル3ルーブル→本日74ルーブル

米国。過去に何度もあったことだけれど、FFレート超低水準、LIBOR長期、短期金利差が殆どなくなったとき、米国株はグロース>大型になる。信頼の高い企業はLIBORより常に低い金利で資金調達している為、金利差縮小局面では資金の調達が容易になる小型企業が有利。日本でも短期金利が低くなれば高い資金調達コストを強いられてきた小型企業に有利にはたららく。米国は出口戦略を模索中であるため、量的緩和縮小アナウンスは注意しておく必要がる。

ドイツの経常黒字過去最高更新。ユーロ圏全体ではギリシアも危機を脱してデフレ基調。しかしドイツ以外の経済は低調で不況。そのドイツですら絶好調ではない。EU諸国は不況ではあるが、ドイツが担保し財務は健全な為、ユーロ高、ドル安になるシナリオがありうる。日本のデフレ不況モデルにならないか注意が必要。

ガイジンから情報収集したところ、まだ楽観的だったのが気がかり。特に米系。私は水曜日(17日)が安値と予測している。但し前に書いたけど、17,700円を埋めに行くより先に16,600円の方を埋めにいったので相場の力は弱いと思う。窓とはすなわち出来高がない局面で窓を開けて上昇すれば強いし、逆なら弱い。年末日銀砲が弾切れした今、下手をすれば18日、19日、最悪22日反転というケースもありうる。ただ、米国のファンダメンタルズは相変わらず良好。過度に悲観するほどの内容でもないので、久しぶりに来た積極的な押し目買いのチャンスと捉えたい。