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x6の雑記帳の掲示板

「1日で49人の相手を…」 過酷な労働、波乱の人生赤裸々に 「からゆきさん」肉声テープ発見
毎日新聞 2020/12/29 07:00

「一日一晩のうちに、49(人と)したよ……」。16歳の少女は、船底で汚物にまみれて海を越え、見知らぬ異国で春を売った。幕末から明治、大正にかけ、貧しさから海外に渡り、〇婦として働いた女性「からゆきさん」。その一人が約60年前、その過酷な体験を赤裸々に語った約12時間分の肉声がテープに残されていた。からゆきさんが自らについて語ったり書き残したりした史料はほとんど残っていない。この女性はシンガポールで裕福なイギリス人に身請けされ、たくさんの宝飾品を贈られて「ダイヤモンドおなご」と日本人の間で呼ばれた。30歳半ばでホテル経営に乗り出すほど成功したが、帰国後、だまされてほぼ無一文になるなど、波乱に富んだ生涯だった。しかし、海外に渡った女性の存在は地元でも秘されてきたという。なぜ女性は肉声を残したのか。古いテープを再生してみたい。【牧野宏美/統合デジタル取材センター】

~略~
シンガポールに着くと、日本人が経営する「〇郎屋」へ連れて行かれた。マレー街と呼ばれる、日本人娼館が集まっていた通りだ。イギリスの植民地だったシンガポールでは、移民の増加に伴って1890年代にヨーロッパ、中国系などの娼館が急増。からゆきさんは1905年ごろまでに増えた。当時109の日本人娼館に633人の〇婦が働いていたとの記録がある。

~略~
英国人に身請け、中絶と不妊手術迫られる
 1年半、娼館で働いた後、18歳になった女性はイギリス人のフォックスという男性(当時27歳)に身請けされる。身請けとは、娼館への借金を肩代わりして精算し、〇婦をやめさせることだ。シンガポールでは、イギリス人が現地で〇婦を愛人にすることは珍しくなかった。


以下、略。
有料記事なのと文字制限で全部投稿出来ないけど、これを斡旋していた疑惑が福沢諭吉にある事は忘れてはならないだろう。