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>>10313

闇25

本日の「板垣英憲(いたがきえいけん)情報局」
中国共産党第20回全国代表大会の最終日、世界に配信された「胡錦涛退席」という衝撃的な政治ジェスチャーの意味するところとは、上海と北京の分裂から始まる「中国の4分割」の幕開けを示唆している。

◆〔特別情報1〕
 いろいろな憶測を残して、中国共産党第20回全国代表大会が22日閉幕した。世界のメディアが注目したのは、胡錦涛前中国国家主席が係員に促され、腕を引かれながら退席したことだった。メディアが入場した直後のことでもあり、世界に配信されることを意識したうえでの政治的ジェスチャーとも受け止められている。とすれば、この一見ハプニングともいれる展開には何のメッセージが隠されているのだろうか。そこが重要である。
 腕を引かれるように退席させられた胡錦涛元国家主席は、習近平の後ろから何かを語り掛けながら歩き、続いて、共産主義青年団で活動を共にしてきた第一の子分である李克強首相の肩に触れて、会場を去って行った。その李克強は、新たに選出された中央委員に李氏の名前がなく、党最高指導部から退くこととなった。そして、香港紙の星島日報は24日付で、李克強に代わって、2023年3月に首相に就任する見込みである李強氏が、月内に副首相に任命される見通しであることを伝えた。以下、中国内部に精通する情報通からの特別情報である。