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悪に粛清を願い語り合う雑談の掲示板

「神経衰弱」は、
最近ではあまり用いられなくなった名称ですが、「ICD-10」では独立した診断名として扱われています。 まず、この障害には2つ病型があります。1つは、精神的な努力のあとに疲労が増強するタイプです。仕事を成し遂げられなくなったり、日常的な作業をする能力が低下したりします。精神的に疲れやすく、つい関係のないことを考えたり、連想したりして物事に集中できなくなるのが典型です。 もう1つのタイプは、何か努力をしたあとに体が疲れ、激しく体力が消耗するものです。筋肉に痛みを感じ、休んでいてもくつろげない感覚を伴います。 これら2つのタイプには、共通点も多く見られます。例えば、めまい、筋緊張性頭痛、全身の不安定感など、さまざまな不快な身体感覚です。患者さんは、精神的・身体的症状が悪化することを心配し、本来であれば楽しいことも楽しめず、満足感や快感を得られなくなります。また、軽度の抑うつと不安を抱える人も多く見られます。睡眠も障害され、眠りにくくなる人がいますが、逆に睡眠過剰が目立つ人もいます。