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2015年は「耐える年」 経験則で占う株式相場

2014/12/13付日本経済新聞 電子版



 株式投資の基本は「安い時に買い高い時に売る」――。頭では理解できても「それが分かれば苦労はない」というもの。一助になるのが「アノマリー」と呼ばれる経験則だ。過去の相場の特徴的な動きから導き出された「法則」だが、不思議と当たることが多く、そうバカにできない存在だ。




 年末に向け一段高を期待する市場関係者が口にするのが「掉尾(とうび)の一振」。「物事の勢いが最後になって盛んになること」を意味し、大納会に向けて株価が上昇する状態を指す。実際、12年と13年の年初来高値は大納会に付けた。大納会の2営業日前からは節税を目的にした損失確定売りがなくなることが一因とされる。米国でも同様の「サンタクロースラリー」なる言葉がある。











 迎える15年はどうか。干支(えと)は未(ひつじ)年。相場格言では「未辛抱」と言われ、耐える年とされる。大和証券が1949年以降の十二支別の年間騰落率を集計したところ、未年は平均で8%高と下から4番目の低調さだ。とはいえ14年は「午(うま)尻下がり」と言われ下から2番目の成績だが現状では健闘している。来年も外れることを願いたいものだ。


 季節がらみのアノマリーも多い。1月は株価が上がる年が多く、「1月効果」と呼ばれる。その理由を三菱UFJモルガン・スタンレー証券の藤戸則弘投資情報部長は「新年は海外の年金などに資金が流入しやすく、大口の買いが入るため」と分析する。国内企業は3月期決算が多く、同様の事象が4月にも起こりやすい。また、3月には期末を前に国内の機関投資家が運用成績をよくみせるため「お化粧買い」を入れ、株価が押し上げられがちとされる。

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http://www.nikkei.com/money/investment/startup.aspx?g=DGXMZO8083612012122014PPD001