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日本株投信の流入額、6年ぶり高水準 4月推計3554億円
2024/05/07 21:30 日経速報ニュース 879文字

 4月の日本株の公募型投資信託の資金純流入額(購入から解約などを除いた値)が6年2カ月ぶりの高水準を付けた。2024年1月から始まった新しい少額投資非課税制度(NISA)で投信を買う個人が増えている。日本株が調整局面に入ったタイミングで押し目買いが入ったようだ。

 個別の投信の流入額をみると、上位には日経平均株価や東証株価指数(TOPIX)に連動するインデックス型の投信が並んだ。1位はアセットマネジメントOneが運用する日経平均連動型の「日経225ノーロードオープン」、2位は三菱UFJアセットマネジメントの「eMAXIS Slim国内株式(日経平均)」だった。
 配当に着目した投信も人気で、3位にはSBI岡三アセットマネジメントが3月に運用を始めた「日本好配当リバランスオープンⅡ」が入った。
 東京証券取引所が7日に発表した4月の投資部門別株式売買動向(東証と名証の合計)では、個人は1兆1506億円の買い越しだった。
 auカブコム証券の山田勉マーケットアナリストは「押し目買いが入ったほか、日本株が下落するなかで配当利回りが高くなり、高配当株狙いの個人投資家に魅力的に映ったのだろう」と見る。海外投資家は1兆4010億円の買い越しだった。