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住石の「どっかで買ってたんじゃないの?」という疑問についてです。
これは"保有率"と"議決権比率"で乖離が発生することに起因します。
変更報告書も"株式会社麻生との資本業務提携契約の締結に関するお知らせ"も保有株数は25,228,700株で両者に違いはありませんでした。
ただ、率のほうで見ると変更報告では保有率(持株比率)42.84%となっており、今回出たお知らせの総株主の議決権の数に対する割合は49.08%で差があります。
これは住石が取得した自己株式が「無議決権株式」だからです。
【会社法308条】
1.株主(株式会社がその総株主の議決権の四分の一以上を有することその他の事由を通じて株式会社がその経営を実質的に支配することが可能な関係にあるものとして法務省令で定める株主を除く。)は、その有する株式一株につき一個の議決権を有する。ただし、単元株式数を定款で定めている場合には、一単元の株式につき一個の議決権を有する。
2.前項の規定にかかわらず、株式会社は、自己株式については、議決権を有しない。

持株比率は保有株式数÷発行済み株式数×100
議決権比率は保有する議決権の数÷行使できる議決権の合計数×100
この二つの比率は必ずしも合致するわけではないので今回発表された数字に乖離が発生していることは不自然なことではありません。
保有率が1%以上変わるような売買の場合は変更報告義務があるので"いつの間にか買い増していた"という事態は起きません。
変更報告とお知らせを見るに、麻生は23年11月27日から24年5月15日までの間には1株も売り買いしていないということになります。