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平成 29 年8 月7日 各 位
本 社 所 在 地:東京都新宿区北新宿二丁目21 番1号/会社名:R I Z A P グループ株式会社/代表者:代表取締役社長/瀬 戸 健/コ ー ド番 号2928/札幌証券取引所アンビシャス/問 合 せ 先:取 締 役 /香 西 哲 雄/電 話 番 号 03-5337-1337 URL https://www.rizapgroup.com/

RIZAP 株式会社と東京大学医学部による 共同研究室内トレーニング環境構築および共同臨床研究の開始に関するお知らせ

当社子会社であるRIZAP株式会社(以下「RIZAP」) は、東京大学医学部附属病院 22世紀医療センター 肥満メタボリックケア(社会連携講座)との共同研究として、臨床試験「運動・栄養介入による胃癌周 術期のサルコペニア予防効果に関するランダム化比較試験」を平成29年9月1日より開始することを決定 し、共同研究室内における本臨床試験のための運動トレーニング環境の構築を平成29年8月1日に完了い たしましたので、下記の通りお知らせ致します。

1.概要 RIZAPは、平成29年4月1日より3年間、国立大学法人東京大学(以下、東京大学)と社会医療法人蘇西 厚生会、社会医療法人河北医療財団河北総合病院と共同で開設した社会連携講座「肥満メタボリックケ ア」の取り組みの一環として、平成29年8月1日に、東京大学医学部附属病院22世紀医療センター 肥満メ タボリックケアの共同研究室にトレーニング環境を整備しました。 共同研究室では、RIZAPのセッションブースを再現し、RIZAPトレーナーによるパーソナルトレーニン グが行える環境を構築しております。東京大学とRIZAPは、平成29年9月1日より、共同研究室内のトレー ニング環境を活用し、両者の共同研究として臨床試験「運動・栄養介入による胃癌周術期のサルコペニ ア予防効果に関するランダム化比較試験」(以下、本共同研究)を開始する予定です。

2.本共同研究の目的 ・ 加齢などに伴う骨格筋量の低下はサルコペニアと呼ばれ、身体機能の制限、骨折転倒リスクの 増加からさらなる身体活動の低下を引き起こすため、近年、大きな社会的課題として注目され ております。 ・ 消化器癌手術においては、サルコペニアの存在が術後の合併症を増加させたり、化学療法の治 療成績を低下させたりすることが知られており、がん治療のためには軽視できない問題となっ ています。特に胃癌術後は食事量が減少するため、体重減少やサルコペニアの発生率は高く、 術後の生活の質(QOL)や治療の継続性に直結する大きな問題となっています。 ・ これまで、胃癌手術に関しては、様々な再建術式の考案や術後補助栄養食品の投与などが臨床 試験として行われてきましたが、十分な効果は得られていないのが現状でもあります。一方で サルコペニアの治療としては、蛋白質の摂取、筋肉トレーニングの重要性が近年示されるよう になり、手術前の運動・栄養介入が術後の合併症を軽減させる可能性が指摘されています。 ・ 本研究では、手術の前後に筋肉トレーニングを中心とした運動・蛋白質の適切な摂取を行うこ とで、サルコペニアや術後の合併症を予防できるかを検証することを目的としています。 ・ また、本研究の被験者は、胃癌手術の術後の方を対象としておりますが、本研究を通じて、日 本人の高齢者に合わせた適切な運動・栄養療法の検討を行うことは、安全な手術やがん治療の提供につながると同時に、一般高齢者の健康維持・増進に大きく寄与するものと考えられま す。

3.共同研究室内トレーニング環境について (1)名称: 「東京大学大学院医学系研究科 社会連携講座 肥満メタボリックケア 共同研究室」 (2)場所: 東京大学附属病院 22世紀医療センター 9階 (3)特徴および研究テーマ: ・ 共同研究室において、RIZAPのセッションブースを再現し、RIZAPトレーナーによるパーソ ナルトレーニングが行える環境を構築しております。 ・ 東京大学とRIZAPは、共同研究室内のトレーニング環境を活用し、両者の共同研究として臨 床試験「運動・栄養介入による胃癌周術期のサルコペニア予防効果に関するランダム化比 較試験」を平成29年9月1日より開始する予定です。

4.本共同研究の内容 (1)研究課題名 ・ 運動・栄養介入による胃癌周術期のサルコペニア予防効果に関するランダム化比較試験 (2)研究目的 ・ 胃癌手術前後にトレーニングを中心とした運動・栄養療法を行うことで、術後の筋力低下 などの手術の悪影響をどの程度予防できるかを検証することを目的とします。 (3)対象者 ・ 胃癌手術を受ける方(65歳以上80歳以下) (4)期間 ・ 平成29年9月1日より (5)研究方法 ・ 胃癌手術の方法が決定した後、通常通りに手術を行う群と食事と運動の介入をする群のど ちらかに割付されます。 ・ 介入群は、手術の前後に、運動トレーニングと補助栄養食品摂取を行います。トレーニン グは、RIZAPトレーナーのパーソナルトレーニングのもと、参加者の体力に合わせ週2回実 施します。 ・ 術後のサルコペニアの有無や治療経過、血液検査所見などを解析し、妥当性を検証しま す。

今回の取組みにより、日本人の高齢者に合わせた適切な運動・栄養療法の検討を行うことは、安全な 手術やがん治療の提供につながると同時に、一般高齢者の健康維持・増進に大きく寄与するものと考え られます。RIZAPでは今後も高齢化や肥満人口増加などの深刻化する社会問題に取り組み、トレーニング や栄養療法の有効性の実証に関する研究活動に協力していくことで、筋力低下の予防や筋力強化の効果 的な手法の開発につなげ、日本の健康寿命延伸に貢献してまいります。 http://td.kabumap.com/cgi-bin/tdNet/tdNetPdf.pl?140120170807450414.pdf,6656d5c11bc195a4753501c151b662cdbd667161