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2019年8月19日(月曜日)-株式会社フィスコ

「ドル・円は伸び悩みか、週末の米FRB議長講演に思惑」

 19日の欧米外為市場では、ドル・円は伸び悩む展開を
予想する。前週末に発表された中国の景気刺激策への期
待感から、リスク回避の円買いは後退する見通し。ただ、
今週末の米連邦準備制度理事会(FRB)議長による講演を
控え、積極的なドル買いは手控えられよう。

 中国国家発展改革委員会が2019-20年に可処分所得を引
き上げる内需刺激策を打ち出す方針で、中国や世界の経
済の減速懸念はいったん収束。また、週末に行われた香
港の大規模デモで目立った衝突は回避され、リスク選好
的な動きが広がっている。19日のアジア市場で、ドル・
円はお盆休み明けの本邦勢によるドル買いが朝方から入り、
一時106円47銭まで浮揚した。日経平均株価や上海総合
指数、欧米株式先物の堅調地合いで、今晩の株高を見込
んだドル買い・円売りの流れ。ただ、ドル・円は節目で
ある106円50銭付近のドル売りに上昇を阻止され、上値の
重さも意識される。

 この後の海外市場では、ドイツ政府による景気のテコ
入れに関しても材料視されそうだ。ただ、景気対策への
期待感でユーロ・円は底堅いが、ユーロ・ドルは買いが
続かずドル・円を小幅に押し上げる見通し。一方、前週
末に発表された米国のミシガン大学消費者信頼感指数は
予想外に弱く、今年2月以降では最低の水準に。その前
日の小売売上高などは逆に予想を上回る伸びを示してお
り、23日に予定されるパウエルFRB議長の発言内容を見極
めようと、材料難の今晩は動きづらい。また、中国ファ
ーウェイの米国での展開に米トランプ政権はなお否定的で、
両国の貿易摩擦も引き続き重しと
なろう。(吉池 威)

【今日の欧米市場の予定】
・17:00 ユーロ圏・6月経常収支
(5月:+297億ユーロ)
・18:00 ユーロ圏・7月消費者物価指数改定値
(前年比予想:+1.1%、速報値:+1.1%)