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☆せんちめんたる・じゃーにー☆の掲示板

「家、ついて行ってイイですか?」

 この番組がある事は知っていたが、夜中にちょこっと見るか見ないかの程度だった。2~3日前「礼文島(れぶんとう)」のお婆さんを訪ねているとこがあった。「テレビ東京」の番組で、いつもは東京都内の、深夜の客に声をかけているみたいなのに「礼文島?そんな遠いとこまで行ってるの?」と気になった。

  81歳の、シミ1つ無い色白の、てる子お婆さんで一人暮らしだった。てる子さんの人生を聞くと、普段あまり話し相手がいないのか、早口でよく喋るので、耳や目は達者だった。苦労話をしていたが、こういう年代の人は、多かれ少なかれ、み~んな苦労している。家はもうかなり古くなって、天井の抜けてるとこや、風呂はあるが入れなかったり、質素な生活だった。綺麗好きなてる子さんは、突然の訪問でも、気にならないぐらい行き届いている。礼文島には再婚で来たんだとか。子どもは男が2人いるが遠くにいるらしい。

 一年半後、スタッフが再度訪ねたら、てる子さんは転倒して入院していた。海が近いので残飯を魚にあげようと、草むらで足を取られたらしい。足に何か所も傷や浮腫が見られた。コロナで面会できないので、テレビ電話となった。その後、音信不通だったような次男夫婦が、ケガを知って家族で見舞いに来てくれるようになったと喜んでいた。

 スタッフの男の子が、以前訪問の時、長いこと止まっていた掛け時計の電池を換えてあげたのが、今も動いていて喜んでいた。年を取ると何でもない事が出来なくなる。私の知り合いのお婆さんが、蛍光灯を換えられなくて、近くの電気屋を呼んだら、自転車で来た爺さんが1500円も取って行ったらしい(新しい蛍光灯は、お婆さんが用意していた)ボッタクリや。

 ケガがきっかけで、寝たきりになるお年寄りが多いが、てる子さんは元気そう。テレビで見た奇特な人が、礼文島のてる子さんの家のリフォームに行ってくれないかなと願っている。

 スタッフの男の子が茶髪で、アゴ髭が少しあるが、優しくてカッコいい。目が伊藤健太郎に似てる。あて~の好みだす(笑)

 香西かおりの「最北航路(さいほくこうろ)」の歌詞に「礼文」が出て来る。この歌は前から好きだった。
https://www.youtube.com/watch?v=5Jzlios_nDw