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記録の掲示板

>>81

賭け屋のデータによると、ジョンソン氏が選挙区で負ける確率は35%。学生や若い家族が大勢流入して人口動態が変わった上、人種的マイノリティーの有権者数も増え、ジョンソン氏に不利になっている。
ただ、アクスブリッジで労働党候補が勝った前例はなく、英国で現職の首相が議席を失ったこともない。
アクスブリッジの有権者に1日がかりで話を聞いた感触では、選挙は接戦となりそうだ。ジョンソン氏への愛憎がいかに半ばしているか、ブレグジットがいかに国を分断し続けているかも鮮明になった。
ジョンソン氏の命運を握りそうなのはテレビ販売員として働くスニル・ポールさん(43歳)のような有権者だ。「ブレグジットはめちゃくちゃだ。国民が結束すべき時に国を分断している。それに彼(ジョンソン氏)が地元民のために何かしてくれたのを見たことがない。時々顔を出すが、地元の問題には関わらない」とポールさんは語る。
ビジネスマンのギャレス・カーワンさん(42歳)も、ジョンソン氏は地元の病院や学校の改善に興味を示さないと指摘する。「ボリス・ジョンソンはアクスブリッジというよりオックスブリッジ(オックスフォード大、ケンブリッジ大出身のエリート)だ」

反面、自動車販売店を営むロバート・ライトさんにとって、ジョンソン氏はブレグジットを断行できる救世主と映る。「ボリスなら他の人々ができないこともやれる」とライトさんは話した。