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市況
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市況の掲示板

 20日午後の東京外国為替市場でユーロドルはじり高。17時時点では1.1359ドルと15時時点(1.1349ドル)と比べて0.0010ドル程度のユーロ高水準だった。ラガルドECB総裁の発言も支えに一時1.1367ドルまで強含んだ。同総裁は、ユーロ圏の物価上昇の50%がエネルギーに起因し、2023-24年にインフレの鈍化が続くとの見込みを示す一方で、データ次第ではインフレに対処する用意があると述べた。また、12月独生産者物価指数(PPI)が前月比+5.0%と市場予想を大幅に上振れたこともユーロの支えとなった。

 ユーロ円は底堅い。17時時点では129.95円と15時時点(129.92円)と比べて3銭程度のユーロ高水準だった。ユーロドルの上昇につられ、130.09円まで高値を更新した。ダウ先物の堅調な動きも、ユーロ円の下支えとなった。

 ドル円は買い戻しが一服。17時時点で114.39円と15時時点(114.47円)と比べて8銭程度のドル安水準だった。114.55円を頭に買い戻しが一服し、114.35円近辺まで押し戻された。米10年債利回りは一時1.86%近辺まで低下幅を縮小したが、再び1.84%台に低下している。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:114.03円 - 114.55円
ユーロドル:1.1341ドル - 1.1367ドル
ユーロ円:129.53円 - 130.09円