投稿一覧に戻る 三菱HCキャピタル(株)【8593】の掲示板 2024/05/10〜2024/05/31 592 老後は旅行 5月20日 17:48 こんにちは。 決算短信をじっくり見てました。 感想です。 三菱HCキャピタル決算短信 ◆貸借貸借表から 単純に流動比率(%)=流動資産÷流動負債=6040826/3545927≒1.704 ここが問題ないというのか、例年安定しているので経営の心配はない。 【詳細】 資産の部:流動資産が2000億減少しているが、キャッシュフローをみると短期借入金に充てたことによるものと思われる。その分をCPで補った様子。固定資産も6000億強増加していますが、これはリース業ではいいことですね。セグメント別に見ると航空での投資、つまり新型機を増加させたということで、来期も増益が見込めます。航空が今後の利益成長の柱となりそうです。 負債の部:流動負債も規模に応じた増加で問題ないかと。負債の割合が高いのは以前からであり業態的なもの。長期借入金が増加しているのは気になるが、成長戦略のためのものと捉えて良いと思います。 純資産の部:資本余剰金がそのままに、利益余剰金が増加しているのはいいことかな。あと円安により円換算で資産計上のため増加しています。 ◆損益計算書 売上高↑売上総利益↑営業利益↑経常利益↑純利益 ただし、伸び率は前期からかなり鈍化。ここがコンセンサスを下回ったため積極的な買いに進まなかった原因かな? 純利益ベースで24年度業績予想で↑9%、25年目標で↑18%。 経常利益率(そもそも業種的に低い)が同業他社より低いのはこれまで通りなので、株価への悪影響にはならないだろう。 ◆キャッシュフロー計算書 営業C/Fがマイナス→本業が苦戦(昨年:プラス→本業が順調) 投資C/Fがプラス→守りの経営(昨年:マイナス→攻めの経営) 財務C/Fがマイナス→成熟・衰退(昨年も同様) となりますが、単年だけでは判断できないので、なんともです。ただ業態的に成熟セクターではあるのでしょうね。 ◆配当について 24年3月期:37円(配当性向42.9%) 25年3月期予想:40円(同:42.5%) 26年3月期目標が達成できるとすると:一株益が108円程度になるため配当性向を42.5%のままとするとキリのいいところで46円となります。 ◆まとめ 市場から常に利益の向上を求められるので、過去最高益とはいえ、今の日本市場からすると取り立てて良い結果というほどでもなかった。 ただ、ガイダンスが株価には良い内容。 今後の四半期決算の推移に注視というところか。 こんな感じで読み取りました。 何度も言いますが株主バイアスありますよ😊 そう思う80 そう思わない4 開く お気に入りユーザーに登録する 無視ユーザーに登録する 違反報告する 証券取引等監視委員会に情報提供する ツイート 投稿一覧に戻る
老後は旅行 5月20日 17:48
こんにちは。
決算短信をじっくり見てました。
感想です。
三菱HCキャピタル決算短信
◆貸借貸借表から
単純に流動比率(%)=流動資産÷流動負債=6040826/3545927≒1.704
ここが問題ないというのか、例年安定しているので経営の心配はない。
【詳細】
資産の部:流動資産が2000億減少しているが、キャッシュフローをみると短期借入金に充てたことによるものと思われる。その分をCPで補った様子。固定資産も6000億強増加していますが、これはリース業ではいいことですね。セグメント別に見ると航空での投資、つまり新型機を増加させたということで、来期も増益が見込めます。航空が今後の利益成長の柱となりそうです。
負債の部:流動負債も規模に応じた増加で問題ないかと。負債の割合が高いのは以前からであり業態的なもの。長期借入金が増加しているのは気になるが、成長戦略のためのものと捉えて良いと思います。
純資産の部:資本余剰金がそのままに、利益余剰金が増加しているのはいいことかな。あと円安により円換算で資産計上のため増加しています。
◆損益計算書
売上高↑売上総利益↑営業利益↑経常利益↑純利益
ただし、伸び率は前期からかなり鈍化。ここがコンセンサスを下回ったため積極的な買いに進まなかった原因かな?
純利益ベースで24年度業績予想で↑9%、25年目標で↑18%。
経常利益率(そもそも業種的に低い)が同業他社より低いのはこれまで通りなので、株価への悪影響にはならないだろう。
◆キャッシュフロー計算書
営業C/Fがマイナス→本業が苦戦(昨年:プラス→本業が順調)
投資C/Fがプラス→守りの経営(昨年:マイナス→攻めの経営)
財務C/Fがマイナス→成熟・衰退(昨年も同様)
となりますが、単年だけでは判断できないので、なんともです。ただ業態的に成熟セクターではあるのでしょうね。
◆配当について
24年3月期:37円(配当性向42.9%)
25年3月期予想:40円(同:42.5%)
26年3月期目標が達成できるとすると:一株益が108円程度になるため配当性向を42.5%のままとするとキリのいいところで46円となります。
◆まとめ
市場から常に利益の向上を求められるので、過去最高益とはいえ、今の日本市場からすると取り立てて良い結果というほどでもなかった。
ただ、ガイダンスが株価には良い内容。
今後の四半期決算の推移に注視というところか。
こんな感じで読み取りました。
何度も言いますが株主バイアスありますよ😊