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アビックス(株)【7836】の掲示板 〜2015/04/28

デジタルサイネージ(電子看板)関連銘柄


■国内デジタルサイネージ市場
12年 前年比 20年予測 12年比
システム販売/構築 471億円 107.5% 590億円 125.3%
コンテンツ制作/配信サービス 138億円 116.0% 330億円 2.4倍
デジタルサイネージ広告 214億円 116.9% 1,600億円 7.5倍
合計 822億円 111.1% 2,520億円 3.1倍

11年は、大震災の影響でシステム構築計画の延期や中止、広告の放映中止、広告主のデジタルメディア出稿控えなどで市場が伸び悩んだが、12年はシステムの需要が回復し、広告出稿の再開もあり、二桁を超える伸びとなった。ただ今後の予測では、システム価格の低下によるユーザー層拡大/需要は増加するが、システム/販売構築市場の伸びは鈍化していく。そのため、参入各社はシステムの販売/構築ビジネスから、導入後ビジネスであるコンテンツ制作/配信サービスや、デジタルサイネージシステムを活用した広告ビジネスに力を注いでおり、ユーザー数/媒体数の増加とともに市場は引き続き二桁の拡大が予測される。なかでも広告ビジネスは、交通広告に加え、ターゲティングメディア(顧客特定訴求型媒体)としてインストアメディア(一部アウトドアメディアや店舗以外の広告媒体含む)市場で拡大が期待されている。

最近、ショッピングセンターやホテルのエントランス、駅のコンコースに電車内の液晶モニターなど、日常のあらゆる場面で目にする機会が多くなってきたデジタルサイネージ。平面ディスプレイを使って、映像や文字情報など視覚効果の高いビジュアルで伝達する新たな広告メディアとして様々な業界で注目を集めている。現在、急速に普及が進んでおり、株式会社シード・プランニングの調査においては、2016年度には1兆円を超える市場規模になると予想されているほどだ。