日東電工(株)【6988】の掲示板 2016/01/30〜2016/10/27

中国リスクを事実ベースで掴まず、勝手な感覚で、懸念だとか、バブル崩壊はまだ、だとか言っている輩がいる。
狼少年の悲劇は、最期に、狼が来てしまうことなんです。08年前から、ずっと中国バブル崩壊言われてきた。
ずっとそう言っている人もいて、ついに狼がやってきたということです。
なぜ、騙されるか？と言えば、公式には、中国政府は「何とかする！」と言っている。これが怪しい。
中国は「すでに」恐慌状態にあります。しかし、中国政府は決してそれを認めません。政府が認めない以上、他国について面と向かって「嘘つき！」とも言えないだろう。大人の世界です。
相変わらず中国政府は、今年も６％成長可能と言っている。それは英国のシンクタンクとか、高橋洋一さんが言わなくても、６～７％の成長なんぞ、真赤な嘘なのは誰でもわかるんです。阿呆でなければね。中国の2015年のCPI上昇率はたったの1.4％です。これは政府が発表してる数字。GDPが下がったとは言え、７％弱成長している国が、デフレ突入すれすれのCPI上昇率です。この矛盾にまで気づかないのだろうか？もう少し裏話をつけ加えると（詳細には書けないが）、イギリスのテスコ、フランスのカルフール、日系のコンビニなどがあって、彼らは独自に商品の価格推移を取っています（POSのようなシステムで）。つまり、彼らは物価の事実を、おそらく正確に掴んでいます。その結果は、違うと言うんです（書けません）。オムロンもそうだが、血圧計だけで利益伸ばせない。TDKも車載だけでは無理です。今回の下げはアップルだけではない。全体相場の下落で売られているのだから、全体相場がなぜ下げっているか？その真因を捉えない限り、ホルダーの涙ながらの希望的観測の信仰告白大会と化す。
ずばり、真因は中国です。中国のジレンマ。元安誘導すると、資産逃避が大大的に始まり（人民が政府不信のため））政権危機になってしまう。金融難民の発生です。すでに米債を売ってまで、支えている人民元の脆弱さ。
通貨安なら、外国企業の中国事業もアウトです。では、元を高め誘導すれば、さらに輸出がアウト。だから、身動き取れない。おそらく、元安（人民元のプラザ合意の観測もあるが）政策は取らない、取れない。通貨の信用を失えば、全てが混乱する。ということで、世界の工場は今年閉店です。日本の電子部品企業もどうするのか。