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(株)アスカネット【2438】の掲示板 〜2015/04/08

>>86212

では、
的を得る
の的とは何ぞや?

それを答えられない人は、的を射ていると言っておいた方がいい。
的を得てどうするんだ?突っ込まれた時に説明できないとアホだと思われます。

  • >>86215

    「的を射る」という表現は、広辞苑にも存在する正しい表現である。

    では、「的を得る」はどうだろうか?現在のところ、『広辞苑』(第五版)を始めとして、『大辞泉』、『大辞林』といった名だたる辞典にも、「的を得る」の語句は載っていない。

    しかし、これが誤りであるとは一概には言えない。『正鵠を得る』という、これまた正しい表現があるからである(しかも、この言葉は中国・春秋時代の『礼記』などにある、「的を射る」よりも古い言葉である)。「正鵠」とは、的の中心の黒星のことであり、「的を射る」よりも、より良く的を射ているということになる。

    (余談だが、大学弓道では「星的」を使っているので「正鵠」をイメージしやすいが、高校弓道では「霞的」を使っているので、これをイメージしづらい。)

    だが、「正鵠」を「的」と置き換えて、「的を得る」と言って良いのだろうか?未だに辞典に「的を得る」の言葉が載っていないことから、まだこの言葉は議論の余地があると思われる。

    つまり、「的を得る」という表現は、一概にそれを非難するのも誤りであり、かといって正しい表現であると主張するにはまだ議論の余地があるという、そんな微妙な語句なのである。

  • >>86215

    「的を得る」の「的」とは元々「当(まと)を得る」から来たことばであり、「理に適っている」という意味です。
    それが時代とともに的を射ると混合され今日に至るのでしょう。「的を射る」や「正鵠を得る/正鵠を射る」は要点をうまく捉えているという意味で混合されてしまうのもムリはありませんが、ことばのニュアンスで判別するしかなくないですかね。