20日前場は日経平均株価が、前日比246円66銭安の3万8324円10銭、TOPIX(東証株価指数)が同19.08ポイント安の2709.56ポイントと、いずれも3日ぶりに反落して取引を終えた。朝方から、きのう19日の上値の重い動きが継続。手掛かり材料に乏しい中様子見姿勢が強まり、日経平均は午前10時28分に、同307円68銭安の3万8263円08銭を付けた。その後、やや下げ渋る動きをみせたものの、軟調に推移した。東証プライム市場の出来高は6億2542万株、売買代金は1兆5030億円。騰落銘柄数は値上がりが494銘柄、値下がりは1093銘柄、変わらずは59銘柄だった。
業種別では、全33業種のうち29業種が下落、4業種が上昇した。大和証G <8601> 、野村 <8604> などの証券商品先物株や、三井不 <8801> 、菱地所 <8802> などの不動産株が下落。TOPPAN <7911> 、任天堂 <7974> などのその他製品株や、三井金 <5706> 、住友電工 <5802> などの非鉄金属株も安い。東電力HD <9501> 、中部電 <9502> などの電気・ガス株や、JR東日本 <9020> 、JR東海 <9022> などの陸運株も軟調。トヨタ <7203> 、ホンダ <7267> などの輸送用機器株や、三井物 <8031> 、三菱商 <8058> などの卸売株も弱い。一方、INPEX <1605> 、石油資源 <1662> などの鉱業株や、塩野義薬 <4507> 、第一三共 <4568> などの医薬品株、JAL <9201> 、ANA <9202> の空運株が高い。
個別では、ドリームI <4310> 、レック <7874> 、さくら <3778> 、FPパートナ <7388> 、コーセル <6905> などが下落。半面、サンケン <6707> 、ニッコンHD <9072> 、住友理工 <5191> 、トリケミカル <4369> 、扶桑化学 <4368> などが上昇した。
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最終更新:6/20(木) 11:52
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