日経平均は122円安と反落、取引終了にかけ下げ幅を拡大=21日後場

5/21 15:22 配信

ウエルスアドバイザー

現在値
テルモ2,625.5+8
大和証G1,212-5.50
野村HLD924.3+8.40
三井不1,476.5+14.50
菱地所2,590+83.50

 21日後場は日経平均株価が、前日比122円75銭安の3万8946円93銭と反落。TOPIX(東証株価指数)は同8.32ポイント安の2759.72ポイントと4日ぶりに反落した。朝方は、現地20日の米ナスダック市場で半導体関連株が買われ、終値ベースで史上最高値を更新。SOX(フィラデルフィア半導体株)指数も上昇したことなどを受け、日本株も買いが先行した。ただ、買い一巡後は、手がかり材料に乏しいなか、戻り待ちの売りに押され、上値は重かった。後場に入り、模様眺めムードも強まり、下げ転換。取引終了近くまで軟調な展開が続き、大引け直前の午後3時には同127円40銭安の3万8942円28銭を付けた。東証プライム市場の出来高は15億7678万株、売買代金は3兆9173億円。騰落銘柄数は値上がりが575銘柄、値下がりは1006銘柄、変わらずは68銘柄だった。

 業種別では、全33業種のうち22業種が下落、11業種が上昇した。三井不 <8801> 、菱地所 <8802> などの不動産株や、大和証G <8601> 、野村 <8604> などの証券商品先物株が下落。テルモ <4543> 、HOYA <7741> などの精密機器株や、クレセゾン <8253> 、オリックス <8591> などのその他金融株も安い。SMC <6273> 、ダイキン <6367> などの機械株や、楽天グループ <4755> 、リクルートH <6098> などのサービス株も軟調。INPEX <1605> 、石油資源 <1662> などの鉱業株や、三菱UFJ <8306> 、みずほ <8411> などの銀行株も弱かった。一方、MS&AD <8725> 、東京海上 <8766> などの保険株や、東電力HD <9501> 、中部電 <9502> などの電気・ガス株が高い。

 個別では、MIRART <8897> 、住友ファーマ <4506> 、日本コークス <3315> 、ブロドリーフ <3673> 、Ine <4933> などが下落。半面、C&FロジH <9099> 、K&Oエナジ <1663> 、日鉄鉱 <1515> 、SWCC <5805> 、あみやき <2753> などが上昇した。

提供:ウエルスアドバイザー社

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最終更新:5/21(火) 15:22

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