18日前場の日経平均株価は、前週末比813円79銭高の3万9521円43銭と大幅反発。TOPIX(東証株価指数)も同40.35ポイント高の2711.15ポイントと3日続伸した。朝方から買い優勢でスタート。外国為替市場で、円がドルやユーロに対して円安方向にあることも支えとなり堅調に推移した、その後、株価指数先物に断続的な買いが入ったことをきっかけに上げ幅を拡大。日経平均は午前11時2分に、同905円30銭高の3万9612円94銭を付けた。その後も好地合いのなか堅調に推移した。東証プライム市場の出来高は9億7160万株、売買代金は2兆3577億円。騰落銘柄数は値上がりが1225銘柄と7割を超え、値下がりは375銘柄、変わらずは56銘柄だった。
市場では、「株価指数先物にCTA(商品投資顧問業者)とみられる買いが入り上げ幅を拡大したようだ」(中堅証券)との声が聞かれた
業種別では、33業種のうち30業種が上昇、3業種が下落した。大和証G <8601> 、野村 <8604> などの証券商品先物株や、浜ゴム <5101> 、ブリヂス <5108> などのゴム製品株が上昇。三井不 <8801> 、三菱地所 <8802> などの不動産株や、クレセゾン <8253> 、オリックス <8591> などのその他金融株も高い。SMC <6273> 、ダイキン <6367> などの機械株や、トヨタ <7203> 、ホンダ <7267> などの輸送用機器株も堅調。ソニーG <6758> 、キーエンス <6861> などの電気機器株や、武田薬 <4502> 、中外薬 <4519> などの医薬品株もしっかり。一方、東電力HD <9501> 、中部電力 <9502> などの電気ガス株や、INPEX <1605> 、石油資源 <1662> などの鉱業株が下落している。
個別では、ACCESS <4813> 、さくら <3778> 、プロレドP <7034> 、マーキュリア <7347> 、HIS <9603> などが上昇。半面、東電力HD <9501> 、丹青社 <9743> 、LinkUG <4446> 、Wスコープ <6619> 、水戸証 <8622> などが下落した。
提供:ウエルスアドバイザー社
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最終更新:3/18(月) 11:50
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