日経平均は52円安と3日ぶり反落、ポジション調整で荒い値動きも下げ幅縮小=10日後場

15:54 配信

ウエルスアドバイザー

現在値
ディスコ48,560-1,110.00
ソニーG4,182-124
ヤマハ1,079-9.50
任天堂11,580-320.00
東エレク33,120-470.00

 10日後場は日経平均株価が、前日比52円30銭安の5万602円80銭と3日ぶりに反落。一方、TOPIX(東証株価指数)は同4.10ポイント高の3389.02ポイントと3日続伸した。朝方は買いが先行し、日経平均は5万1000円台を1週間ぶりに回復する場面もみられた。ただ、買い一巡後は値がさ半導体株などが戻り待ちの売りに押されたことで下げ転換。午前10時53分には同325円83銭安の5万329円27銭を付けた。現地10日のFOMC(米連邦公開市場委員会)の内容を確認したいとして、ポジション調整も見られ、荒い値動きとなったが、取引終了にかけて下げ幅を縮小する格好となった。ドル・円相場は1ドル=156円70銭台と、足元ではやや円安方向にある。

 東証プライム市場の出来高は22億4943万株、売買代金は5兆6697億円。騰落銘柄数は値上がりが992銘柄で、値下がりは562銘柄と値上がりが多い。変わらず53銘柄だった。

 業種別では、全33業種のうち11業種が下落、22業種が上昇した。ヤマハ <7951> 、任天堂 <7974> などのその他製品株や、ソニーG <6758> 、東エレク <8035> などの電気機器株が下落。ディスコ <6146> 、菱重工 <7011> などの機械株や、三菱UFJ <8306> 、みずほ <8411> などの銀行株も安い。ニコン <7731> 、オリンパス <7733> などの精密機器株や、古河電工 <5801> 、住友電工 <5802> などの非鉄金属株も軟調。MS&AD <8725> 、第一生命HD <8750> などの保険株や、塩野義薬 <4507> 、第一三共 <4568> などの医薬品株も弱かった。一方、大和証G <8601> 、野村 <8604> などの証券商品先物株や、東電力HD <9501> 、北海電 <9509> などの電気ガス株、浜ゴム <5101> 、ブリヂス <5108> などのゴム製品株が上昇した。

 そのほか、三井ES <7003> 、ポールHD <3657> 、東京計器 <7721> 、サンリオ <8136> 、スクエニHD <9684> などが下落。半面、ソラスト <6197> 、JCU <4975> 、CIJ <4826> 、TBASE <3415> 、Bガレージ <3180> が上昇した。

提供:ウエルスアドバイザー社

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最終更新:12/10(水) 15:54

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