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この動きから浮かび上がる粉飾の変遷はこうだ。当初は現預金の過大計上による粉飾を行っていたため、金融機関から見合い預金の依頼が絶えず、預金残高を減らさざるを得なかった。その減少分を投資有価証券に振り替えたがそれも限界に達し、保険積立金を増やす形の会計処理を行ってきた可能性があるということだ。 今回のように相当前の現預金までは遡れないにしても、投資有価証券ではどうか。約20億円もの架空計上が発覚したが、その多くは仕組み債だった。取引先である電力会社の株式などを除き、計上されていた全てが架空だったことが分かる。仕組み債とは、一般的な債券にオプションやスワップなどのデリバティブ(金融派生商品)を組み込んだ債券のこと。高い利回りを期待できる半面、場合によっては元本が毀損するリスクをはらんでいる。 昌一金属の自己資本に対する仕組み債の割合を考えると、架空ではなく実態がある資産だったとしても、非常に高いリスクを抱えた財務状態であったことは容易に想像がつく。資本が本業以外に投じられることは、リスクマネジメントの観点から十分に注意するべき勘定科目といえる。実際、過大な投資有価証券を問題視し、一定の上限を設けた融資取引にとどめていた取引金融機関も存在した。仕組み債でなかったとしても、12年9月期の年商約20億円を大きく上回る約35億円の投資有価証券はやはり過大だ。 直近決算で約10億円の架空計上が判明した保険積立金はどうか。保険積立金とは、生命保険や損害保険などの保険料のうち、満期返戻金など貯蓄性がある部分を計上するための勘定科目だ。約15億円の年商に対して約14億円の保険積立金は、とても適正な水準とはいえない。 帝国データバンクの調べでは、コンプライアンス違反に起因する倒産は23年度に351件発生。うち粉飾決算は81件にのぼった。今回は3つに着目したが、勘定科目の増減推移を丁寧に見ていくことの重要性を改めて確認できた。不適切にもほどがある企業の倒産に巻き込まれないためにも、違和感を抱いた際には一度立ち止まるべきだろう。
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5/14 株探ニュース 『ユーザーロカ4連騰で戻り足鮮明、AI関連株で抜群の収益成長性に着目』 この記事の翌日から6日連続続落 なんでだろ~~~なんでだろ~~~
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さあ アルゴ君がどう動くか見ものだウホ 今から1時間後の最後の30分に着目だウホ
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そうかそうか。売り出し日の本日までは証券会社が株価の安定操縦しても良いだったな。明日以降の株価に着目したほうがいいよ。今日の株価はお化粧されている。
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FRONTEO-反発 医学論文探索AIシステムに新機能追加 FRONTEO<2158.T>が反発。同社は21日、医学論文探索AI「KIBIT Amanogawa」をバージョンアップし、遺伝子や疾患を入力すると、コサイン類似度の高い遺伝子・疾患のリストを提示する新機能を追加したと発表した。 これにより、着目する遺伝子や疾患に関連する標的遺伝子・疾患の発見が大幅に効率化・早期化され、新規性が高い遺伝子など予想外の遺伝子や疾患に導くことも可能となり、飛躍的に網羅性が向上するとしている。
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規模・取引拡大伸長だが収益確保での業績寄与・・・財務指標が見劣り・・・投資家の👀は売り圧板多く・・・株価動向も半歩延伸一歩後退しながらの歩み寄り・・・ 話題・材料視等々IR配信待ち期待・・・更なる提携・M&A情報も提供があれば元の900円台4桁越えも期待できるのだが…今や月次報告もサプライズ配信とは程遠い もっと買い投資家が注目・着目されるような事業推進業績伸長に期待出来る取り組み配信が必要不可欠!・・・此処も徐々にであるが階段上がりの状況での一歩・一歩前進の上げ基調。
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CRISPRに着目、創業タイミングは悪くはないと思う。研究開発もちゃんとしてると思う。しかし、株式市場においてはA級戦犯確定間近ですぞ...。
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株、関心薄れる海外勢 プライムの売買代金は減少鮮明 2024/05/21 12:52 日経速報ニュース 1589文字 投資家の買い意欲が高い米国株と比べ、日本株はこのところ足踏み状態が続く。ゴールドマン・サックス証券のブルース・カーク日本株チーフストラテジストらは20日付リポートで「アジアの多くの投資家の間で日本株の取引環境は難しくなっているとの見方が生じている」と指摘した。カーク氏らは先週、シンガポールと香港で50社を超える顧客と面会したが、日本に対するムードは1月の前回訪問時に比べると明らかに弱まっていたという。 2025年3月期の国内企業の業績予想が保守的なことに加え、16日発表の1〜3月期の実質国内総生産(GDP)速報値が市場予想を下回るなど、日本株のファンダメンタルズ(経済の基礎的条件)の弱さが投資家心理の冷え込みにつながっているという。さらに一部銘柄の決算発表後の極端な株価の変動も買いの手を鈍らせていると分析する。 みずほ証券の三浦豊シニアテクニカルアナリストは「日経平均の値動きの良さに着目した投資家の買いが高値更新の原動力になったが、足元では値動き重視の投資家は株高基調にある欧米株や中国株に資金を移している」と話す。株価指数ベースでみれば日本株は値動きが悪くなっており、新規資金の流入が細る要因になっている。
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この損転記の感想文、ド素人そのものですねw そんなん投資家なら知ってるし、経済番組等々の経済情報で投資家なら着目してますよねw このド素人の当方でさえ着目してますからw 損転記に笑われながらも、下がっていた時にTERUMOを買って今は含み益中ですしw
今月初めの記事だが 日刊…
2024/05/22 22:37
今月初めの記事だが 日刊工業新聞より トヨタ自動車は27―28年にもEVに全固体電池を搭載することを目標に掲げる。出光興産をパートナーに選び、両社で数十人規模の特別作業班(タスクフォース)を立ち上げた。量産技術開発や生産体制の確立、サプライチェーン(供給網)構築に取り組む。競争力が高く普及しやすい全固体電池を開発・量産し、EVの市場競争力を高める方針だ。 トヨタと出光では、現行EVに搭載するリチウムイオン電池(LiB)に比べ、体積当たりで2・4倍の航続距離を持つ全固体電池を目指す。 トヨタが出光を共創相手と選んだのには理由がある。それは、出光が持つ材料製造技術だ。同社は1990年代から石油製品の製造過程で発生する硫黄成分に着目。全固体電池の実用化に必要な、柔軟性と密着性が高く、割れにくい固体電解質の開発に2001年から着手している。この固体電解質の特許保有件数は両社が世界トップクラスであり、両社の協業は自然の流れと言える。 トヨタの佐藤恒治社長は「車の未来を変えるカギが自動車とエネルギー産業の連携。両社の力を一つにして全固体電池を量産化し、日本発のイノベーションを実現する」と意気込む。