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ペナンの人工島「シリコン・アイランド」、2026年着工へ開発進む、都市国家型スマートシティーへ(マレーシア) クアラルンプール発 2024年05月08日 マレーシアのペナン島南海岸沖では、ペナン州政府と地場建設大手ガムダが共同出資して設立したシリコン・アイランド・デベロップメント(SID)による人工島「シリコン・アイランド」の開発が進む。政府が2023年4月に環境影響評価(EIA)、同7月に環境管理計画(EMP)を承認し、埋め立て作業を9月に開始。2024年5月時点で、総面積2,300エーカー(約931ヘクタール)の土地部分のうち、約20エーカーの埋め立てが完了した。土地部分完成には8~10年、事業全体では約20年を要するとみられる。早ければ2026年1月に工場を着工し、翌2027年6月にも操業を開始できる見込みだ。 【既存エコシステムを発展させた新たなスマートシティー】 人工島は、北西部のハイテク工業団地グリーン技術パーク(Green Tech Park:GTP、700エーカー)、南東部の商業地区(139エーカー)と居住地区(388エーカー、2万世帯分)などで構成される(添付資料参照)。GTPへの誘致を目指す分野は半導体設計、ソフトウエア開発、高度パッケージング、医療機器、オートメーション、グローバル・ビジネス・サービスなど。付近にセンター・オブ・エクセレンス(中核的研究拠点)、R&D施設、インキュベーターラボも併設する。 事業を担当するSIDのアシスタント・ゼネラル・マネジャーのロビーナ・ラザルス氏は4月30日、ジェトロに対し「精密機器である半導体は軽量なため、8割が航空便で輸出される。ペナン国際空港から3キロの立地は大きなメリット」と強調した。 チョー・コンヨー州首相は「シリコン・アイランドは、ペナン経済に革新をもたらしたバヤンレパス自由産業地区(FIZ)の成功を再現できる」とし、1兆1,000億リンギ(約36兆3,000億円、1リンギ=約33円)のGDP、746億リンギの投資、間接を含めて22万人の雇用機会創出を見込む。マレーシア全州の中でペナン州は、最北端のペルリス州に次いで面積が小さいが、設立52年を経た国内初のFIZバヤンレパスを中心とした半導体エコシステムを強みに、州別GDPでは第5位、2023年の投資認可額では首位に立った。GTPが整備する最先端のデジタルインフラと、電気電子拠点として確立されたペナン州の地位は、高付加価値産業を幅広く引きつけると期待される。 【使用電力は全て再エネ、持続可能性を重視した設計】 シリコン・アイランドは、持続可能性にも重きを置く。炭素排出量の45%削減を目指し、敷地の17.5%を緑化地帯とするほか、GTPの電力は100%再生可能エネルギーで賄う。さらに、公共交通機関の利用率を7割以上とすべく、島内にはペナン軽便鉄道(LRT)を4駅分敷設し、電気バスや水上タクシー、自転車網も整備する。雨水再利用の促進により、淡水消費量の34%減も目指す(注)。 人材確保の方策についてジェトロが尋ねると、ロビーナ氏は「多くの企業が人材不足を問題視していることを認識。産業界の人材需要を満たせるよう、島内で大学のキャンパス設置を計画している」と説明した。工業団地や事務所の賃料はペナン本島と同程度と見込まれる。同氏は「シリコン・アイランドは、ハイテク産業ハブたるスマートシティーで、シンガポールに近いイメージ」と述べ、日本企業の進出にも期待を示した。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ TRANZAS Asia Pacific Pte.Ltd.(TAP社)のパートナー企業であるSophic Automation Sdn Bhd(本社:マレーシア、以下、Sophic社)は、東南アジアにおける大規模工業団地の一つであるマレーシアのペナン州にある製造工場を中心に、工場のスマート化やファクトリーオートメーション化の支援をする企業で、東南アジアの多国籍企業等40社以上に同社が開発したシステム・サービスを提供しております。 <Sophic Automation Sdn Bhd概要> 名 称:Sophic Automation Sdn Bhd 所在地:PSDC Building, 2nd Floor, No.1,Jalan Sultan Azlan Shah,11900 Bayan Lepas,Penang, Malaysia. 設 立:2007年 代 表:Lee Chee Hoo ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ TRANZAS Asia Pacific Pte.Ltd.は、米国大手半導体メーカーのマレーシア工場に
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ペナンの人工島「シリコン・アイランド」、2026年着工へ開発進む、都市国家型スマートシティーへ(マレーシア) クアラルンプール発 2024年05月08日 マレーシアのペナン島南海岸沖では、ペナン州政府と地場建設大手ガムダが共同出資して設立したシリコン・アイランド・デベロップメント(SID)による人工島「シリコン・アイランド」の開発が進む。政府が2023年4月に環境影響評価(EIA)、同7月に環境管理計画(EMP)を承認し、埋め立て作業を9月に開始。2024年5月時点で、総面積2,300エーカー(約931ヘクタール)の土地部分のうち、約20エーカーの埋め立てが完了した。土地部分完成には8~10年、事業全体では約20年を要するとみられる。早ければ2026年1月に工場を着工し、翌2027年6月にも操業を開始できる見込みだ。 【既存エコシステムを発展させた新たなスマートシティー】 人工島は、北西部のハイテク工業団地グリーン技術パーク(Green Tech Park:GTP、700エーカー)、南東部の商業地区(139エーカー)と居住地区(388エーカー、2万世帯分)などで構成される(添付資料参照)。GTPへの誘致を目指す分野は半導体設計、ソフトウエア開発、高度パッケージング、医療機器、オートメーション、グローバル・ビジネス・サービスなど。付近にセンター・オブ・エクセレンス(中核的研究拠点)、R&D施設、インキュベーターラボも併設する。 事業を担当するSIDのアシスタント・ゼネラル・マネジャーのロビーナ・ラザルス氏は4月30日、ジェトロに対し「精密機器である半導体は軽量なため、8割が航空便で輸出される。ペナン国際空港から3キロの立地は大きなメリット」と強調した。 チョー・コンヨー州首相は「シリコン・アイランドは、ペナン経済に革新をもたらしたバヤンレパス自由産業地区(FIZ)の成功を再現できる」とし、1兆1,000億リンギ(約36兆3,000億円、1リンギ=約33円)のGDP、746億リンギの投資、間接を含めて22万人の雇用機会創出を見込む。マレーシア全州の中でペナン州は、最北端のペルリス州に次いで面積が小さいが、設立52年を経た国内初のFIZバヤンレパスを中心とした半導体エコシステムを強みに、州別GDPでは第5位、2023年の投資認可額では首位に立った。GTPが整備する最先端のデジタルインフラと、電気電子拠点として確立されたペナン州の地位は、高付加価値産業を幅広く引きつけると期待される。 【使用電力は全て再エネ、持続可能性を重視した設計】 シリコン・アイランドは、持続可能性にも重きを置く。炭素排出量の45%削減を目指し、敷地の17.5%を緑化地帯とするほか、GTPの電力は100%再生可能エネルギーで賄う。さらに、公共交通機関の利用率を7割以上とすべく、島内にはペナン軽便鉄道(LRT)を4駅分敷設し、電気バスや水上タクシー、自転車網も整備する。雨水再利用の促進により、淡水消費量の34%減も目指す(注)。 人材確保の方策についてジェトロが尋ねると、ロビーナ氏は「多くの企業が人材不足を問題視していることを認識。産業界の人材需要を満たせるよう、島内で大学のキャンパス設置を計画している」と説明した。工業団地や事務所の賃料はペナン本島と同程度と見込まれる。同氏は「シリコン・アイランドは、ハイテク産業ハブたるスマートシティーで、シンガポールに近いイメージ」と述べ、日本企業の進出にも期待を示した。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ TRANZAS Asia Pacific Pte.Ltd.(TAP社)のパートナー企業であるSophic Automation Sdn Bhd(本社:マレーシア、以下、Sophic社)は、東南アジアにおける大規模工業団地の一つであるマレーシアのペナン州にある製造工場を中心に、工場のスマート化やファクトリーオートメーション化の支援をする企業で、東南アジアの多国籍企業等40社以上に同社が開発したシステム・サービスを提供しております。 <Sophic Automation Sdn Bhd概要> 名 称:Sophic Automation Sdn Bhd 所在地:PSDC Building, 2nd Floor, No.1,Jalan Sultan Azlan Shah,11900 Bayan Lepas,Penang, Malaysia. 設 立:2007年 代 表:Lee Chee Hoo ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ TRANZAS Asia Pacific Pte.Ltd.は、米国大手半導体メーカーのマレーシア工場に~~~。
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ピクセルのDCは世の中に出てませんよ。 大熊町中央工業団地では建物の建築中。 システムは、都内のどこかで、ミニDCを構築し単体テストぐらいは終了かな。 大熊町には増トントラックで移動し、統合テストを経て、9月稼働開始かな。 GPUの搬入は、夜間かもしれないが覗いてみたい気がする。
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5月26日の記事ですが😅 ↓ 米コネチカット州ダンバリーおよび韓国・華城市 - 燃料電池技術の世界的リーダーであるフュエルセル・エナジー社(NASDAQ:FCEL)は、韓国のエネルギー企業Gyeonggi Green Energy Co.(Ltd.(GGE)と重要な契約を締結した。本日発表された契約は、世界最大の燃料電池発電プラットフォームである華城バラン工業団地向けに、GGEがアップグレードされた1.4メガワットの燃料電池モジュール42基を購入するというものです。 この契約には、フュエルセル・エナジー社が燃料電池モジュールを保守するための7年間のサービス契約も含まれている。このパートナーシップにより、フュエルセル・エナジーは契約期間中に約1億6000万ドルの収益を上げる予定だ。 華城市に位置する華城バラン工業団地は、フュエルセル・エナジーの設計と技術を用いて2013年に設立された。燃料電池モジュールによって生産される58.8メガワットの容量で、同団地は年間約13万5000世帯に電力を供給し、約2万世帯の暖房用温水を生成することができる。 韓国におけるフュエルセル・エナジーの存在は、2040年までに燃料電池から15ギガワットの電力を生産することを目指す、韓国の2019年水素経済ロードマップに沿ったものである。同社の技術は、微粉塵や粒子状物質による大気汚染を削減する韓国の取り組みに貢献している。 フュエルセル・エナジーのジェイソン・フュー社長兼最高経営責任者(CEO)は、クリーンで効率的、かつ信頼性の高いエネルギー・ソリューションを韓国市場に提供するという同社の決意を表明した。彼は、韓国の水素経済ロードマップと低炭素からゼロ炭素発電の世界標準に貢献することの重要性を強調した。 GGEのキム・デヨン最高経営責任者(CEO)は、韓国の家庭にクリーンなベースロード電力を供給し、韓国のクリーン環境イニシアチブを支援するパートナーシップの役割を強調した。 フュエルセル・エナジーは、新たな長期サービス関係や契約に注力することで、韓国での市場シェア拡大を目指す。同社は、発電や分散型水素製造のほか、炭素回収や電解技術など、さまざまなクリーンエネルギー・ソリューションを提供している。 本記事の情報は、FuelCell Energy, Inc.のプレスリリースに基づくものです。 InvestingProの洞察 フュエルセル・エナジーの京畿グリーンエナジーとの最近の取引は、韓国のエネルギー部門における同社の極めて重要な役割と、世界的な足跡を拡大する同社のコミットメントを浮き彫りにしている。この戦略的な動きの中で、同社の財務の健全性と市場パフォーマンスを考慮することは極めて重要であり、これによって同社の事業能力と将来の見通しを知ることができる。 InvestingProのデータによると、フュエルセル・エナジーの時価総額は3億9,530万ドルで、再生可能エネルギー業界の中堅プレーヤーとしての存在感を示している。2024年第1四半期現在、過去12ヶ月間で24.12%の減少という厳しい収益動向にもかかわらず、同社は将来の収益を強化する可能性のある重要な契約を確保することに成功している。 インベスティング・プロのヒントによると、アナリストが来期の業績を下方修正したため、フュエルセル・エナジーは財務面で逆風に直面しており、今期は黒字にならないと予想されている。さらに、株価は高いボラティリティを経験しており、これは再生可能エネルギー・セクターの特徴ではあるが、安定性を求める投資家にとってはリスクとなる可能性がある。 しかし、考慮すべきプラス面もある。同社はバランスシート上、負債よりも多くの現金を保有しており、財務の柔軟性がある。さらに、フュエルセル・エナジーの流動資産は短期債務を上回っており、当面の負債をカバーする能力があることを示している。これらの要因は、収益が厳しい中、同社の財務管理について投資家を安心させる可能性がある。
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おはようございます 先日、岐阜県に出張工事に出掛けた時 瀬戸の近くにリンナイの工場がありました けっこう大きな工業団地の一角にあり敷地もでっかいでしたよ ここで給湯器をたくさん生産しているのかと思いました。 去年のリンナイ株価はダラダラと下げ続けて10月に2330円まで 落ち込んでしまった。 そこからV字回復してきて3900円まで駆け上がってきました 半導体の品薄やコロナウイルスも落ち着いて、 今年は4000円も目の前まできています でも日経平均は40000円到達で達成感と利益確定で 38000円台を迷走しています リンナイも日本株と同じにならないと限らないので 利益あるうちに一旦手じまいがよろしいかと思います。 ただいまのリンナイの気配値は3737円です 今日は上か下なのか3日陽線つづきなので 一服かと思います
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ペロブスカイトの封止技術競争が始まりましたが 滋賀日野町の工業団地にある三菱系の フイルムメーカー麗光も開発の記事が 本家の積水化学工業ほか フイルム関連企業も山ほどあるので どこが勝つのか? 今週 エヌピーシー,K&Oエナジーよく上がりました 半導体に代わってペロブスカイトが 今後の息の長いテーマになるのかな
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ミッションインポッシブルという映画 あれ、世の中の暗喩だろ。 ジョンパーキンスの自白は嘘かい?それはなかろう。 『エコノミック・ヒットマン ― 途上国を食い物にするアメリカ』(古草秀子訳、東洋経済、2007)/評者:菊池恵介 本書は、長年、国際開発のエキスパートとして現代史の裏舞台で活躍してきた人物の告白の書である(原題:Confessions of an Economic Hit Man)。著者のジョン・パーキンスは、表向きにはコンサルティング会社のエコノミストとして途上国の開発計画に携わってきたが、裏では「エコノミック・ヒットマン(EHM)」と呼ばれる秘密の任務に従事してきた。それは、巨額の貸付金によって途上国を債務漬けにし、アメリカが思いのままに操れる状況を作り出すことだ。 1971年に、アメリカ国家安全保障局(NSA)の試験を26歳で合格したパーキンスは、メイン社という大手コンサルティング会社に入社する。そこで「エコノミック・ヒットマン(EHM)」としての手ほどきを、クローディンと名乗る女性工作員から受けた後、インドネシア、パナマ、エクアドル、コロンビア、サウジアラビア、イランといった国々に送り込まれていく。いずれもアメリカの世界戦略において重要な地政学的位置を占める国々ばかりだ。現地での彼の任務は、巨大な開発プロジェクトを策定し、世界銀行やアメリカ国際開発庁(USAIDS)の融資を取り付けることだった。 「マフィア組織のヒットマンと同じく、EHMもまずは恩恵を施す。それは発電プラントや高速道路、港湾施設、空港、工業団地などのインフラ整備を建設するための融資という形をとる。融資の条件は、そうしたプロジェクトの建設をアメリカの企業に請け負わせることだ。要するに、資金の大半はアメリカから流出しない。単にワシントンの銀行のオフィスから、ニューヨークやヒューストンやサンフランシスコのエンジニアリング会社に送金されるだけの話だ」(18-19頁)。・・・ 知らないことは恥ずかしくないけど、知ろうとしないことは、卑怯なことだと思う。
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おはようございます🐉✌️ マイクロ波化学の技術がアジアを救う🔥🌋🔥 経済産業省 資源エネルギー庁 2024-05-28 アジアの脱炭素化を促進!「AZEC構想」(前編)日本はなぜ、アジアと協力するの? 抜粋 ① 脱炭素に向けた「基本原則」 1.経済成長が著しいアジア各国において、その経済成長を妨げないようにしつつ、低廉なエネルギーを安定的に供給するというエネルギー安全保障を実現し、同時に脱炭素化を目指すことを確認しました。 脱炭素技術分野での協力強化 、 製造業のサプライチェーングリーン化 、 トランジション・ファイナンスの推進 日本が持つさまざまな脱炭素技術は、活用に向けてすでに調査や議論が進められており、今後も継続して取り組んでいきます。一方、国際的な市場のグリーン化への期待の高まりを受け、環境に配慮した新たな製品・サービスをつくることが必須となっています。日本も、インドネシア、ベトナム、タイなどをはじめ、東南アジアの多くの地域に工業団地を持っており、製造業のサプライチェーングリーン化を重要課題として取り組みを進めていきます。以下略
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5/28 IR新着 (株)タケエイ「使用済紙おむつのリサイクル技術推進に関する連携協定」 🟥「使用済紙おむつのリサイクル技術推進に関する連携協定」締結のお知らせ 相馬市(以下「相馬市」)、株式会社タケエイ(東京都港区、以下「タケエイ」)、株式会社瑞光(大阪府茨木市、以下「瑞光」)及び国立大学法人山形大学(山形県山形市、以下「山形大学」)との間で、「使用済紙おむつのリサイクル技術推進に関する連携協定」( 以下「当協定」)を締結し、調印式を行いましたので、お知らせいたします。 記1.当協定の趣旨 高齢化社会が進むにつれて、排出量が近年増加している使用済紙おむつは、排泄物、パルプ、SAP (高分子吸水材)、その他プラスチック等から構成されているため再資源化が困難とされ、これまで各自治体が収集し焼却処分するほかなく、焼却炉への負荷や最終処分場の残余容量ひっ迫が課題となっていました。 タケエイは、相馬中核工業団地内にある相馬事業所において、新たな環境複合事業 🌠「相馬サーキュラーパーク構想」を計画中です。相馬市をはじめ、同業他社、異業種、大学などと連携し、廃棄物由来資源の有効活用、脱炭素社会の実現に向けて取り組んでいます。 瑞光は、紙おむつをはじめとする衛生用品製造機の開発・設計・製造を一貫して手がけ、国内トップシェアを誇るグローバルメーカーです。紙おむつの製造機を衛生用品メーカーに提供するだけでなく、使用済紙おむつ燃料化装置の販売も行っています 以下略
ペナンの人工島「シリコン・アイ…
2024/06/14 15:43
ペナンの人工島「シリコン・アイランド」、2026年着工へ開発進む、都市国家型スマートシティーへ(マレーシア) クアラルンプール発 2024年05月08日 マレーシアのペナン島南海岸沖では、ペナン州政府と地場建設大手ガムダが共同出資して設立したシリコン・アイランド・デベロップメント(SID)による人工島「シリコン・アイランド」の開発が進む。政府が2023年4月に環境影響評価(EIA)、同7月に環境管理計画(EMP)を承認し、埋め立て作業を9月に開始。2024年5月時点で、総面積2,300エーカー(約931ヘクタール)の土地部分のうち、約20エーカーの埋め立てが完了した。土地部分完成には8~10年、事業全体では約20年を要するとみられる。早ければ2026年1月に工場を着工し、翌2027年6月にも操業を開始できる見込みだ。 【既存エコシステムを発展させた新たなスマートシティー】 人工島は、北西部のハイテク工業団地グリーン技術パーク(Green Tech Park:GTP、700エーカー)、南東部の商業地区(139エーカー)と居住地区(388エーカー、2万世帯分)などで構成される(添付資料参照)。GTPへの誘致を目指す分野は半導体設計、ソフトウエア開発、高度パッケージング、医療機器、オートメーション、グローバル・ビジネス・サービスなど。付近にセンター・オブ・エクセレンス(中核的研究拠点)、R&D施設、インキュベーターラボも併設する。 事業を担当するSIDのアシスタント・ゼネラル・マネジャーのロビーナ・ラザルス氏は4月30日、ジェトロに対し「精密機器である半導体は軽量なため、8割が航空便で輸出される。ペナン国際空港から3キロの立地は大きなメリット」と強調した。 【使用電力は全て再エネ、持続可能性を重視した設計】 シリコン・アイランドは、持続可能性にも重きを置く。炭素排出量の45%削減を目指し、敷地の17.5%を緑化地帯とするほか、GTPの電力は100%再生可能エネルギーで賄う。さらに、公共交通機関の利用率を7割以上とすべく、島内にはペナン軽便鉄道(LRT)を4駅分敷設し、電気バスや水上タクシー、自転車網も整備する。雨水再利用の促進により、淡水消費量の34%減も目指す(注)。 工業団地や事務所の賃料はペナン本島と同程度と見込まれる。同氏は「シリコン・アイランドは、ハイテク産業ハブたるスマートシティーで、シンガポールに近いイメージ」と述べ、日本企業の進出にも期待を示した。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ TRANZAS Asia Pacific Pte.Ltd.(TAP社)のパートナー企業であるSophic Automation Sdn Bhd(本社:マレーシア、以下、Sophic社)は、東南アジアにおける大規模工業団地の一つであるマレーシアのペナン州にある製造工場を中心に、工場のスマート化やファクトリーオートメーション化の支援をする企業で、東南アジアの多国籍企業等40社以上に同社が開発したシステム・サービスを提供しております。 <Sophic Automation Sdn Bhd概要> 名 称:Sophic Automation Sdn Bhd 所在地:PSDC Building, 2nd Floor, No.1,Jalan Sultan Azlan Shah,11900 Bayan Lepas,Penang, Malaysia. 設 立:2007年 代 表:Lee Chee Hoo <TRANZAS Asia Pacific Pte. Ltd.概要> 名 称:TRANZAS Asia Pacific Pte. Ltd. 所在地:Paya Lebar Square , 60 Paya Lebar Road #05-22 , Singapore 409051 設 立:2017年2月 代 表:藤吉 英彦 ← 【事業内容】 省エネ環境Platform事業、IoT製品の販売事業 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ TRANZAS Asia Pacific Pte.Ltd.は、米国大手半導体メーカーのマレーシア工場に- - -