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投稿コメント一覧 (667コメント)

  • >>No. 1121

    PAR2 は、従来型の創薬アプローチでは対応が難しい特異な GPCRの様ですが、疼痛、がん、および炎症性疾患に関連した複数の適応症 の標的であることが確認されているようです。
    Heptares 社の StaR +SBDDテクノロジー自体も、又今回のAI技術やMini-G技術等を加え日々進化しています。PAR2のリード化合物の最適化もスピード感を持って、成し遂げてくれるでしょう。

  • >>No. 1117

    HTL-0027772ですか、HTL-0027772自体の有効性の検証とか、バックアップ化合物の創出、最適化に使えるのでは。

  • >>No. 1115

    細かい訂正

    GLP-1のリガンドも→GLP-1受容体のリガンド(GLP-1)も

  • >>No. 1113

    >以上より、今回の技術提携で使えるのはox-1・ox-2とGLP-1ならox-1・ox-2の方だと思われます。

    GLP-1のリガンドもペプチドなのでこの技術は将来使えます。

    「ペプチド作動性 GPCR の天然アゴニストリガンドは大きく複雑なペプチドであり、これまでのアプローチでは治療薬開発に適した特性を持つ低分子で阻害することは非常に困難でした。」

    GPCRに作動する天然リガンドの解析において、比較的低分子な天然リガンドだけではなく、複雑なペプチドリガンドも解析可能になったと言う創薬技術。

    ちなみにStaR技術は受容体を形のまま取り出し解析する技術。

  • >ペプチドをアゴニスト(ペプチド作動性 GPCR の天然アゴニストリガンド)とする中枢のGPCRに対し、中枢移行性の高い低分子の阻害薬の設計

    >ペプチド作動性 GPCR の天然アゴニストリガンド

    ox-1・ox-2受容体の天然リガンド→オレキシンA・B→ペプチド(タンパク質とアミノ酸の中間)
    GLP-1受容体の天然リガンド→GLP-1(グルカゴン様ペプチド-1)→ペプチド
    比較 : M1受容体の天然リガンド→アセチルコリン→C7H16NO2(化学式/ほぼ低分子)
    以上は天然リガンド(受容体/GPCRに作動/アゴニストする鍵の部分)

    >中枢移行性の高い

    中枢移行性とあるので神経領域、これはox-1・ox-2のコカイン中毒とナルコレプシーの方、GLP-1はインスリン等の内分泌腺領域

    >低分子の阻害薬の設計

    低分子阻害薬とあるのでモダリティは低分子薬

    以上より、今回の技術提携で使えるのはox-1・ox-2とGLP-1ならox-1・ox-2の方だと思われます。

  • >>No. 798

    余談ですが、2017年のペプチドリームとの提携なかなか進展がないですね。
    ペプチはPDPSと言う創薬技術が売りなのですが、他社との提携、技術提供等も進捗のスピードが今一つ。
    私見ですがPDPS技術は、ヒット化合物(ペプチド)を幾つも見つけ出すのには優れているのだが、そこから最適化してより活性化(薬効) の高いリード化合物(ペプチド)を同定するのに手間取っているのではと推測しています。
    あのパイプラインの進捗具合(なかなか臨床試験に進めず)を見れば、何かしら欠点があるのではと勘ぐってしまいます。ペプチのホルダーさん、すいません。

    >798訂正
    高く評価したいとことです。→高く評価したいところです。

  • >>No. 694

    >AIを駆使してペプチド医薬の創薬。低分子医薬だけでなく、高分子医薬への進出。

    ianさんお久しぶりです。
    今回のPharmEnable社の技術は、ペプチド作動性 GPCR の天然アゴニストリガンド(GPCRに作動する天然の鍵)をAIを駆使して3Dで解析するものです。その技術を使って天然アゴニストリガンド(構造が複雑だったので解析困難だった)の代わりの低分子化合物(そーせいお得意のSBDD技術で)を創薬しようとする技術提携です。ペプチド(中分子)医薬品、抗体(高分子)医薬品の開発を目指したものではなく、StaR+SBDD技術を補完する、解析困難だったGPCRターゲットの低分子創薬技術です。
    ペプチド創薬は2017年のペプチドリーム社、抗体医薬品は2016年のKymab社、標的タンパク質分解誘導薬は2020年のCaptor社と提携を結んでいます。
    いずれにせよ、そーせいの現状に甘んじることのなく創薬技術力を高めようとする経営姿勢は、将来の新薬創出に繋がるであろうし、高く評価したいとことです。
    ちなみにバーガー (ham)burgerではなく、バガー baggerですね。

  • 2018/9/18 M1(HTL18318)毒性所見のIRより、M1だけでなくMシリーズ(M4・M1/4デュアル)の開発がほぼストップしていたのですが、アッヴィより一括返還(アッヴィの英断に感謝)されたことにより M1(神経疾患全般の認知障害)・M4(神経疾患全般の行動障害)・M1/4デュアル(神経疾患全般の認知・行動障害)のMシリーズが動き出すことはホルダーにとっては大変喜ばしい出来事であり、株価上昇の重しが一つ取れたのではないかと感じております。
    私が前からMシリーズの去就として統合失調症も期待できると考えていたのですが(過去ログ参考)M4は統合失調症適応で進めるようで、再導出M1より早くなるのではないでしょうか(再導出はMシリーズセットではないと思う)、M1にかんしては当面アルツハイマーとDLBで進めるのでしょうか。M1/4デュアルに関してはM1・M4の進展を見てから、どちらで行くか検討(アルツ・両方いけると思う)かな。
    統合失調症も市場規模は大きく、ムスカリン受容体作動する薬もないのでの(そーせい資料参考)アルツにこだわることはないと(当然アルツ・DLBも期待はできます)個人的には考えております。
    毒性所見についてはM1のHTL18318だけの話でもあるので、他のM1(HTL9936ほかバックアップ3個)やM4・M1/4デュアルと分けて語っていただきたい。

  • そーせいもコロナに振り回された1年でしたが、パイプラインの進捗又提携等コロナ禍においては順調そのものでした。
    来年以降、更なるパイプラインの進捗、東一(プライム)移行、新規M&A、又Mシリーズが動き出せば、おのずと株価は見直され上昇していくであろう。
    バイオの将来の価値(株価)はパイプラインの質、量、そのスピードに収束します。パイプラインの真贋を見極め、本物のバイオ企業(GPCRターゲット低分子創薬では世界一だと考える)であるそーせいに引き続き投資をし、そのパイプラインが上市、更にブロックバスター化するまで見届けたいと考えています。
    社長を初め研究員、社員の皆様、又ホルダーの皆様一年間お疲れさまでした。新年もそーせい又ホルダーに良い年であります様に。

  • 今回のCaptor 社との戦略的技術提携は、そーせいの現状の創薬アプローチがSBDDプラットホームで主にGPCRをターゲットにしていたのですが、それを標的たんぱく質分解化合物まで創薬ターゲットを拡大したものです。
    SBDDプラットホーム及びノウハウを拡大活用し、新規テクノロジーの投資により創薬の将来性の保証を獲得し、創薬におけるリーダーシップを堅持するものです。
    上記は、2020年2Q決算説明資料の26Pの「創薬プラットホームを革新し、創薬ターゲットクラスを拡大」の図解を文章にしただけですが、この時にそーせいから初めて「標的たんぱく質分解化合物」のキーワードが出て来て、takさんがそれを見つけてコメントをされていました。私も次世代の創薬ターゲットとして「たんぱく質分解誘導薬」は期待していました。
    この資料にはもう一つ新しい創薬ターゲットとして「その他の膜たんぱく質」が書かれています。考えられるのは「イオンチャネル」とかでしょうか。近々、又新たな提携があるかも知れません。
    そーせいは、SBDDプラットホームによるGPCRをターゲットにした低分子創薬では世界の最先端ですが、現状に甘んじる事なく成長している姿を実感しています。

  • 1600で参戦し5000で利確し(他銘柄の2,3月の損失があったので益出しも兼ねて)様子をみていましたが、先ほど4800で買い戻しました。(ほんの500株ですが)
    2月決算までとりあえず6000目標です。オンライン診療だけでなく、オンライン服薬指導と主力の人材プラットホーム事業に期待しております。

  • 今回のGPR35受容体作動薬の導出は前臨床試験を開始してすぐなので驚いております。炎症性腸疾患は潰瘍性大腸炎(安部元首相の疾患)やクローン病、ベーッチェット病等があり本来体を守るべき免疫細胞が暴走し自己細胞を攻撃してしまう自己免疫疾患。治療薬としてはレミケードもヒュミラ(関節リューマチ流用の高価な抗体薬)や最近ではゼルヤンツなど(JAK阻害薬)などがあります。これらは免疫の暴走に関係する炎症性サイトカインの産生を抑制する作用をもつ薬剤。対してGPR35受容体作動薬はGPR35を作動しサイトカイン産生抑制作用をもつIL-4の生産を促す薬剤で野村氏のブログに有るようにファーストインクラス(画期的新薬の治療薬)となる可能性があります。
    今回の導出でまた一つそーせいヘプタレスの低分子創薬技術が新しいメガファーマに認められた事と、限られた開発予算のなかで(なるべく高額で)売れそうな(導出出来そうな)ターゲットを絞るそーせいの先見性に感心しております。
    未提携でフェーズ1の SSTR5 作動薬 ペプチド 内分泌疾患、前臨床の H4 拮抗薬 低分子 アトピー性皮膚炎 ・EP4 拮抗薬 低分子 がん免疫 ・GLP-2 作動薬 ペプチド 腸疾患 ・GPR52 作動薬 低分子 神経障害 ・PAR2 抗体 アトピー性皮膚炎 等その他の探索品も導出交渉は進行しているでしょうし、近い将来導出のアナウンスがあるでしょう。

  • 可能性があるのはM1DLBでしょう。DLBは日本の方が研究が進んでいますし、Mシリーズに決着がつけば(おそらくHTL9936で)フェーズ2より治験再開(そーせい自社開発)するのではと見ています。

  • ハイリスク・ハイリターンの経営していたのは、2016~2018年のピーター社長の頃で、海外市場を狙っていましたが、日本市場で理解を得られず、今は下記の様に堅実経営に切り替えていす。しかし、ギリアド・アムジェン等をあきらめた訳ではありまん。現在の導出品が一つでもブロックバスター化すれば、ロイヤリティ10%で100億円以上が、経費がかからず(そーせいは何もしなくチャリン・チャリンと現金が振り込まれる)毎年利益になります。導出品だけでブロックバスターが2~3個あるだけで、兆円企業は目指せます。それ以上を目指すには、安定したロイヤリティ収入を足掛かりに、自社開発→自販で成長していくシナリオだと考えております。

    以下は2019/1/1田村社長の新年の挨拶です。

    バイオ医薬品業界は研究段階から「医薬品の承認」という結果を出すまでに 10 年以上かかります。研究開発段階の早期は夢が膨らみますが、後期に進むと大半は開発が中断したり失敗したりするのは歴史が証明する紛れもない事実です。大事なことは複数のパイプラインを持ち、賢く手持ち資金を使って飽くなき挑戦を続けることです。
    上場時から当社をご存知の株主・投資家の皆様におかれましてはご周知の通り、パイプライン開発失敗のニュースが続いた 2008 年頃は上場時の時価総額 500 億円が 10 億円程度にまで落ち込んだ時期もありました。COPD 治療薬の成功まで、耐える時は耐えてじっと雄飛のタイミングを待っていました。2015 年から 2016 年の Heptares 買収や数々の提携のニュースで、時価総額も私が会長に退く頃には最低時の 300 倍に跳ね上がりました。その後、米国型バイオ並みに研究開発に思い切った先行投資をして来ましたが、なかなか日本の株主・投資家の方々の支持を得られず、舵を切り直して新たなリーダーシップの下に早急に収益体質の改善を目指します。

  • >処遇判明期限は今月末までやろ?

    特に年末(今月/12月末)までに、そーせいよりMシリーズの処遇を発表するとは明言していません。(アッビィの判断待ちなので当然ですが)会社としてのアナウンスは2022/8/13決算動→2020/6/25アッビィとの新規提携動画→13:37頃からの田村社長は「アッビィのアラガンとの統合によるパイプラインの再編が今年中完了見込みです。アッビィの方針が決まり次第出来るだけ早く皆様にお知らせ致します。」と発言しております。
    選択肢としては、継続・サブライセンス・返還があるのですが、これだけは現時点で何とも言えません。アッビィはタウ理論に傾倒(特に上層部/抗体医薬品の方が儲かりますので)している所るのですが、そーせいの低分子との提携もしているし、そーせいの低分子創薬技術力も認めています。
    私見ですがアッビィは、アルツハイマーで被るパイプラインであるABBV-8E12(フェーズ2)の結果を見てから判断するのではないかと見ています。(アレクターのAL002・003/フェーズ1は順調の様にですが)ABBV-8E12はアルツハイマー適応と平行して行っていた進行性核上性麻痺(PSP)での治験を断念しているのでアルツハイマーも失敗する可能性は大きいと思います。その結果が年末の予定だったのが、コロナの影響で治験が少し遅れているのでアッビィからの返事も少し遅れるかも知れません。
    確率的にはサブライセンスも含めれば継続は約67%ですが、個人的には継続の確率の方が高いと見ています。返還でも再導出の準備は出来ていると社長は明言していますし、再導出の場合はアルツハイマーだけでなく、統合失調適応も可能性があのではと考えております。
    夜分長文失礼しました。

  • fujiyanyanさんの通りかも知れません。
    どっちにしろ4Qのロイヤリティにには期待したいですね。

  • 私ごとですが、商売でロイヤリティを納める側のフランチャイズ店舗を経営しておりました。その時は毎月、月末で締めた当店舗の売り上げの○%を本部(ロイヤリティを受け取れる側)に払っておりました。
    要は、リアルタイムであれば、いち四半期まとめてのロイヤリティの計算→受け取りか、もしくは1ヶ月ごとで締めて支払われているのであれば9月のノバ売り上げ→10月にそーせいに入金、みたいなシステムなのでは。

  • 3~4年位前までは1四半期ずれてロイヤリティは入っていました。
    「当社はノバルティス社との契約に基づき、米国における両剤の承認を契機に、ノバルティス社より22.5百万ドルのマイルストンを受領しました。また、両剤の全世界の売上に対する一定率のロイヤリティを受領できることになっており、その収入は、四半期ずれて計上されます。」2016年 3月期 決算短信より
    しかし今年の初めごろ、私がノバルティスのウルシーの売り上げとそーせいのロイヤリティの四半期ごとの関係を、過去3年ほど比べた所、売り上げの多い期にロイヤリティも多くなっており、期ずれは無くなってきております。(売り上げの多い4Q10~12月期にロイヤリティも多い/詳しくは私の2020/2/22過去ログ)
    3年ほど前から(会計年度やら国際会計基準やらに変更されたころ)リアルタイムもしくは1ヶ月ずれでロイヤリティは入ってくる様になったのではないかと推測されます。
    いずれにせよ、この4Qにはエナジアと中国ウルシーの上乗せ分が多少加算された(また4Q/10~12月分又ずれても9~11月分なので一年間で一番多い期間なので)ロイヤリティに関して昨年よりは(コロナの影響が予測不能であるが)期待できるのではないでしょうか。
    ちなみに、昨年の4Qウルシー売り上げ142MDそーせいロイヤリティ6.88億円でした。

  • 今回のCGRP受容体拮抗薬(HTL0022562)の再導出でも思うのだが、元々偏頭痛適応でテバに導出していたが、テバ都合で返還(Ajovy/抗体薬が成功しそうだった/現在上市済)され、今回は明らかにされはいないが偏頭痛以外の(乾癬・神経痛・変形性関節症その他神経炎症性および神経免疫疾患など)適応での導出。
    前回のA2a(AZD4635)の再導出も、元々シャイアーでパーキンソン病適応で導出→返還→そーせいでADHD適応で開発→アストラゼネカにがん免疫薬適応として再導出、の様にそーせいの作り出す化合物は、選択性が高く少量でも良く効くので、色々な疾患に適応があります。(たとえばA2a受容体拮抗薬でパーキンソン病に開発されたものでは、がんは沢山のアデノシンを出すので、がん免疫に使おうとすると大量に投与しなければならず副作用がでる)
    再導出ではありませんが、先月Tempero Bio社に導出されたHTL00 14242(mGlu5 )もそーせいは筋萎縮性硬化症で開発していましたが、導出は物質使用障害および不安障害での開発となっています。
    これらは高度なStaR技術と構造ベース創薬(SBDD)のなせる技、簡単に言うとGPCR創薬はGPCRの鍵穴の合鍵を化合物で作り出す作業、StaR技術で鍵穴を壊さず取り出しクライオ顕微鏡で中身が良く見え、AIで正確無比な合鍵が作れる世界最先端の技術。
    Mシリーズがもし返還されたとてもアルツハイマー適応だけでなく統合失調症適応の再導出も十分考えられる。また、問題があったのはM1(HTL-18318だけで)元祖M1(HTL-9936)他バックアップ2つ、M4(HTL-16878)他バックアップ、M1/4デュアルには全く問題は無い。
    個人的には、アッビィでM1はHTL-9936でフェーズ2よりアルツハイマー適応で再開、M4とM1/4デュアルはアルツか統合失調適応で再開と妄想している。返還でも全く問題無し。

  • 偏頭痛(CGRP受容体拮抗薬)市場は、予防薬(主に抗体医薬品で注射/テバ、ノバルティスなど)と急性期治療薬(経口可能/アラガン、バイオヘブンなど)などが相次いで上市をはたし、「そーせいのHTL0022562の導出は今年中にされなければ厳しいかな」と気長に待っていたのだが導出でき一安心。
    導出先が予防(フェーズ3)、急性期(上市済)とも経口薬でやっているバイオヘブンだと聞いてビックリ。最初は、HTL0022562が薬効も高く、速く長く効きそうなので(2019/9/13知識より)導出できたのかと思ったのだが、野村氏のブログによると乾癬や神経痛・変形性関節症などの適応も視野にいれての評価のようです。
    HTL0022562は偏頭痛適応にしても(薬効も高く、速く長く効くので後発でも十分勝機はある)神経痛・変形性関節症適応にしても市場が巨大なのでブロックバスター(年間1000億以上の売上)候補でしょうね。

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