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NYダウ【^DJI】の掲示板 2024/05/09〜2024/05/10

ボストン連銀のスーザン・コリンズ総裁は水曜日、インフレ率の低下には「これまで考えられていたよりも」時間がかかると述べ、金利を現在の水準に維持する必要があることを明確にした最新の政策当局者となった。

コリンズ氏はマサチューセッツ工科大学スローン経営大学院での講演で、「最近のデータから、これまで考えられていたよりも時間がかかると確信した」と述べた。 「政策に事前に設定された道筋はありません。」

コリンズ氏は、昨年インフレを急速に抑制するのに貢献したサプライチェーンの改善は今年も続かない可能性があり、需要を抑制し、ひいてはインフレを抑制するには経済成長の鈍化が必要になると考えている。

マサチューセッツ州ボストン - 9月26日: 質疑応答の中で、ボストン連銀の新総裁スーザン・コリンズが初めての公の場での演説を行った。このイベントはグレーターボストン商工会議所が後援した。 (写真提供: David L. Ryan/The Boston Globe、Getty Images)
ボストン連銀総裁スーザン・コリンズ氏。 (デビッド・L・ライアン/ボストン・グローブ、ゲッティイメージズ経由) (ボストン・グローブ、ゲッティイメージズ経由)
それでも同氏は、雇用市場の健全性が維持されれば、適切な期間内にインフレ率をFRBの目標である2%に戻すことができると楽観的に考えている。

他のFRB当局者も今週、金利を現在の水準に長期間維持することを支持していることを示した。

ニューヨーク連銀のジョン・ウィリアムズ総裁は月曜日、「政策は(現在)非常に良い状態にあり、我々にはより多くの資金を集める時間があり、彼女の歩みは非常に安定している」と述べた。

ミネアポリス地区連銀のニール・カシュカリ総裁は火曜日、金利を「長期間」現行水準に維持する必要がある可能性が高いとの考えを示したものの、インフレ率が3%付近で失速した場合には利上げの可能性も排除しなかった。

カシュカリ氏はロサンゼルスで開催されたミルケン研究所の会議で、「金融政策がどのような影響を及ぼしているかを確認するまで、私たちが予想するよりも、あるいは国民が現時点で予想しているよりも長くここに座っている可能性がはるかに高いと思う」と述べた。