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NYダウ【^DJI】の掲示板 2019/10/31

NEW!]米10月雇用統計、雇用ペース減速予想
 米国労働省はワシントンで11月1日に最新10月の雇用統計を発表する。市場エコノミストの平均予想は失業率が3.6%と、9月3.5%から上昇も依然50年来の低水準付近で推移すると見ている。一方で、非農業部門雇用者数は前月比+8.5万人と、5月来の10万人割れの伸びにとどまり、雇用ペースの鈍化が予想されている。

ただ、米労働省が発表する雇用統計と相関性が強いとされる米10月ADP雇用統計は前月比+12.5万人と予想+11.0万人を上回り10万人以上の増加を維持。雇用統計での雇用者数が10万人を上回るポジティブサプライズの可能性もある。

貿易の低迷で特に製造業関連の雇用が弱く本年の雇用の伸びが減速。今後消費関連企業の雇用にどのように影響していくかが焦点となる。

米10月シカゴ購買部協会景気指数は43.2と改善予想に反して9月47.1からさらに悪化。2015年12月以降4年ぶり低水準となった。2カ月連続で活動の拡大と縮小の境目となる50割れとなった。重要な項目新規受注は2009年3月来で最低。8カ月の下げは1980年以降39年ぶりで最大の下げとなっている。

関税に加えて、今四半期は特に、自動車大手GMのストライキやボーイング737の不具合を巡る受注の大幅減少といった特別要因で特に製造業での雇用の減少が全体指数を押し下げる可能性が懸念される。ただ、パウエル議長はGMストライキが今四半期の国内総生産(GDP)成長率を0.1%−0.2%引き下げる可能性を指摘。ただ、次の四半期には回復するとしており、年内の金利を据え置く可能性も指摘しており、ドルの下値を支える。


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