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トルコ リラ / 日本 円【tryjpy】の掲示板 2017/01/28〜2017/03/30

下がればサポートして持ちこたえるヘッジファンドが確実に入りはじめたな、
ここ1週間で完全に毛色が変わってきた、多分以下要因が+要素に寄与しているのかも。

①エルドアン大統領が過度なトルコリラ安にビビり始めた
 →リラ購入や、リラによる決裁の促進を公式に言い始めている、これが多分一番でかい
②中銀総裁のハートの強さ
 →大統領の意向とはかなり独立的、今後も金利を上げる可能性否定できず
  2年ぶりに金利をあげたのは、まさに中銀としての危機感の表れ
③無視できないCPIの高さ
 →インフレ計画値を越えているので要コントロール
④旅行者など、外貨獲得要素の好転
 →16年は前年を大幅に割れたが、ここにきて回復途上
⑤トランプ政権の先行き不透明感(+にも-にも寄与だが、短期的には+)
 →だぶついた金が米国の復活を見込み、米国に流れこむかとおもいきや、
  政権運営の先行きが土砂降りゆえ、資金が高金利新興国に戻ってきている
⑥米国&ロシアとの、エルドアン政権の関係改善
 →トランプ政権が仮にシリア問題でロシアとポジに動けば、当然ロシア&トルコの
  関係から、3国の利害は一致、逆に行けば不安定要素は続くが、IS勢力もかなり
  力が削がれてきている
⑦4月に行われる大統領の権限強化案可決の可能性
 →すでに議会の承認が下りており、今の支持率からみると可決の可能性高し、
  可決されれば、独裁色に対する嫌気で短期的には-要素になるかもしれないが、
  中長期的には国内政治経済の安定になる
⑧高金利・リラ安でも踏ん張っている経常赤字額
 →過日発表された結果では、300億リラ近い経常赤字を見込んでいたが、
  結果は200億リラ程度、旅行者などの回復が赤字幅を減らしている
  デフォルト等の懸念が多少後退している
⑨地政学的なメリット
 →欧州が保護主義的になってきている今、移民等の問題において、トルコは
  コントロールリーダーになれる可能性が高く、各種交渉面での有用な
  カードになりうる、仮に今後欧州各国も英国同様EU離脱を進めた場合、
  短期的な混乱はあるものの、中長期的にはトルコの、この地域における重要性を
  相対的に高める事になる
⑩人口ボーナス期の謳歌
 →難民含めて、この地域では最も若く、かつ人口が多い、中長期的なマーケット
  ポテンシャルは高い