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日経平均株価【998407】の掲示板 2024/05/12

イスラエル猛反発
国連総会で、パレスチナの国連正式加盟申請に関する決議案が、193カ国中143カ国の賛成を得て採択された

次は、安保理に舞台を移すことになるが、米国が棄権ではなく、再び拒否権を行使することになれば、米国は国際社会での信頼を大きく損ねることになるだろう(もちろん、そこに付け入り支持を集めようと動いてくるのは、当然のことながら中露となる)

米国は、「2国家共存」に賛意を示しつつ、『国家樹立は当事者間の直接交渉を伴うプロセスを通してのみ実現すると認識している』と述べているが、①イスラエルが2国家共存を絶対に容認しない方針であることや、②1948年5月14日のイスラエル建国の際には、当事者であるパレスチナ人の同意などないままイスラエルが建国されて第一次中東戦争まで勃発している事実からすれば、米国の立場は、イスラエルが2国家共存を絶対に容認しない方針であることを知った上での、当事者の合意があれば2国家共存に賛成するという類のもので、米国のこのような言い回しは、国際社会の反感を避けるための詭弁に近いという外はないと思う

米国バイデン政権は、イスラエルが暴走していることを理由に、イスラエルの米国内の政府関連資産をすべて凍結してでも、イスラエルに停戦を受け入れさせるべきではないのか?

このまま、厳しい制裁を科すこともなく、イスラエルの暴走を黙認し続ければ、ロシアのプーチンに対する厳しい批判もまた、大きく色褪せていくことになり兼ねない

いまのままでは、米国の国際社会における地位が低下する一方で、中露の地位が相対的に上がっていくことになり兼ねず、そうなれば、国際社会に徐々に紛争の芽が広がっていくということにもなり兼ねない