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ブイーーンおばちゃんメモの掲示板

日本取引所グループが次期売買システムの稼働に合わせて導入する「マザーズ指数先物」。取引開始の7月19日まで2カ月を切った。

 市場では、導入によって値動きが大きい新興銘柄のリスク管理がしやすくなり、機関投資家などでも組み入れが進むと期待されている。ただ、時価総額上位のそーせいグループ<4565>、ミクシィ<2121>、CYBERDYNE(サイバダイン)<7779>など、少ない銘柄が指数に大きな影響を及ぼすことを警戒する声もある。これらの企業が東証1部・2部へ市場変更となった場合に、指数が先物を交えてどう動くかは未知数だ。

 主力銘柄の動きが鈍る一方で、新興市場はバイオ関連株などを中心に盛り上がっている。マザーズ指数は2月頃から急速に強含んでいることから、一部では「マザーズ先物開始の時期が天井になる」との見方もあったようだ。足元の調整でそうしたシナリオは回避されそうだが、ここからの2カ月間に盛り上がりを保てるかが注目だ。