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バベルの塔
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バベルの塔の掲示板

>>71630

つづき・・

■「今期の会社計画、物足りない印象も利益率改善には期待」
 UBS証券の安井健二氏など(10日付リポート)
 投資判断=3段階で真ん中の「ニュートラル(中立)」
 目標株価=3万8000円
 
 今期の会社計画は営業利益が5820億円。UBSの従来予想は6100億円超で物足りない印象だ。決算の注目点は先端品の限界利益率が55〜60%と従来のUBS想定の45〜50%を上回る可能性が出てきた点。実際に新会社計画では上期から下期にかけ、粗利益ベースの限界利益率は57%が想定されている。生成AI向けの高付加価値品で出荷が拡大すると収益性が継続的に改善する可能性がある。粗利率の改善を鑑み、UBS予想の営業利益を25年3月期6100億円から6500億円、26年3月期7100億円から7300億円に増額する。
 
 ■「WFE+αの成長に向け順調な進捗確認」
 ゴールドマン・サックス証券の中村修平氏など(10日付リポート)
 投資判断=3段階で最上位の「買い」
 目標株価=4万3000円
 
   25年3月期の営業利益の会社計画は市場予想とおおむね同水準だった。ゴールドマン・サックスでは市場コンセンサスを上回るガイダンスとなる可能性も想定していたため、やや控えめにもみえる。だが、研究開発費が前年比500億円近く増えるなかでも市場の期待値に対し遜色ない期初計画だ。期初計画としては市場予想並みの水準となったことで大きく株価を動かす材料は少なかったと考えるが、複数の製品群で新規装置の認定を獲得していることが確認できた点は今後の業績期待値を高める内容であったと考える。引き続きWFE+αの成長および市場予想を上回る利益創出を予想し、「買い」の投資判断を再強調したい。