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やさしい株の談話室2の掲示板

我が家のシンボルツリーはミモザでした。
毎年、三月の十日頃になると、我が家の庭の中央に聳えるミモザは目も覚めるような黄色のフワフワした花で覆われました。

ビタミンカラーいっぱいの幸せ色です。
黄色の花を透かして見上げると抜けるような青空が広がる光景は、えも言えないほどの幸せでした。
出かけた帰り、道を歩いてきて曲がり角に来ると、遠くからでも我が家がミモザの黄金色に包まれて光り輝いているようなのです。

3月の夫の誕生日には、テーブルフラワーに庭のミモザを飾って祝ったり、リースを作って部屋に飾ったり「シンボルツリー」の言葉通り、我が家の幸せの象徴と思える花でした

聳え立つほど栄えていた、そのミモザが、4年前に突然枯れてしまいました。

単に”木が枯れた"という事実だけでなく、なんとなくイヤな気分がしました。
それから後、一線を画したみたいに生活に変化が起こりました。

姉が亡くなり、姑が亡くなり、長兄が亡くなりました。
私の健康が目に見えて優れなくなりました。
私の健康がおかしいけれど、身元引受人になっている姉の世話や見送りをしないといけないので、「これはちょっと・・」と不安は覚えても、自分をだまし、騙し・・数年間、徹底的な病院の検査を受けられないまま過ごしました。