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ダー様のテ-タイム
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ダー様のテ-タイムの掲示板

今週の予定~週末の雇用統計から、「月間のアノマリー」が始まる
なんといっても重要なのは、(相場の区切りになってきそうなのは)週末6日金曜日の米雇用統計です。そして再来週末13日金曜日のメジャーSQです。
ちなみに、(どうでもいいことですが)月齢では翌日14日は満月です。
良くも悪くも大きな変化が起きそうだというジンクスに該当しそうです。
この途中ですが、今週4日水曜日から6日金曜日まで、東方経済フォーラムがロシア・ウラジオストックで開催され、安倍首相が出席します。
北方領土問題が解決に向かうなど、もはや誰も期待すらしていませんが(話題にすら上らなくなってきました)、経済協力という観点では良い材料が出るかもしれません。さもなければ、材料としては完全にスルーされるかどちらかでしょう。
悪い材料というのはでるはずもありません。

あらぬ地政学リスクには要注意
なにはともあれ、香港の地政学リスクだけはどうにも予測ができない話なので、アンテナは張っておきましょう。
ポジション管理でキャッシュをあくまで温存するというのは、この問題が地雷のように転がっているためです。
中国当局とデモ隊と、いずれも一歩も引かない状況が続いているうちに、9月11-12日あたりに予定されていると考えられる、一帯一路の香港サミット。そして10月1日の国慶節にして、建国70周年という重要なタイミングがどんどん近づいてきてしまいます。
従って、誰しもが懸念するのは、天安門事件の再現という恐るべき事態です。
これが発生してしまいますと、アメリカによる関税引き上げどころの話ではありません。中国が被る経済的ダメージは致命的なものになりかねないので、ブーメラン効果でアメリカや世界の「金融市場」に激震が走るリスクがあるわけです。
これは、アルゼンチン・リスクは地政学というものとは違いますが、朝刊でも述べましたように、チャイナリスク+アルゼンチンリスクというのは、前回2015-16年の相場下落の背景となったセットですから、やはり注意が必要です。