(株)デ・ウエスタン・セラピテクス研究所【4576】の掲示板 〜2015/04/28

ニューヨークで１１日朝、１３年前に起きた同時多発テロなどの犠牲者を悼む式典があった。イスラム教スンニ派の過激派組織「イスラム国」打倒に向け、オバマ大統領がシリアへの空爆など軍事作戦の拡大を前日表明したばかり。花束や犠牲者の写真を手にした遺族らは、大統領の決断に複雑な表情を浮かべた。

　「娘を失い、私の人生はもう日常には戻らない。空爆なんて、どうでもいい」

　式典会場の端に腰掛け、読み上げられる犠牲者の名前に耳を傾けていたカルロ・ノタロさん（６５）はそう言った。１３年前、次女ダニエラさん（当時２５）を亡くした。世界貿易センター北タワー９２階に入る保険会社に勤めていた。

　少し間を置きイスラム国について語り始めた。「彼らは地球上から消し去られるべきだが、私には空爆で何を解決できるのか分からない。『気に入らない者は殺す』というテロ集団の思想は消せないだろうから」