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(株)セルシス【3663】の掲示板 〜2015/04/15




ZMPラボでは、ZMPで現在進めている最先端の研究開発をご紹介いたします。

ZMPでは、「Robot of Everything」をキーワードに、自動車分野だけでなく、ヘルスケア、ロジスティクス、といった分野に事業領域を拡大しています。エンジニアの国籍は、現在世界10か国。従来にない新しい製品やサービスに一緒にチャレンジしませんか?

自動運転

標識やGPSの情報に頼らず環境マッピングと位置推定を同時に行うSLAM(Simultaneous Localization and Mapping)技術によるクルマの自律走行の共同研究を、SLAM技術の専門家であるバージニア工科大学工学部機械工学科古川知成教授と進めています。

古川教授らが開発した、Grid-based Scan-to-Map Matching SLAMは、計算量を抑えるためマップ生成のための計算をグリッドマップ上で行います。これにより、精度を落とすことなく高速にマッピング・位置推定を行うことができ、また、グリッド計算の並列化による更なる高速化が目指せることから、自律走行への応用が期待されます。従来SLAMはロボットのツールとして開発されてきましたが、今後は自律走行においても不可欠な技術として進化していくものと考えられます。

本共同研究においては、当社の市販プラグインハイブリッド車ベース「RoboCar® PHV」に、古川教授らが開発したSLAM技術を適用することにより、自律走行開発のプラットフォーム機能を強化し、より低コストな自律走行の実現を目指しています。



■ 自動運転・高度運転支援システム実験用
 車載大電力バッテリシステム販売開始


ZMP® PowerUnit Z 
 -大電力を消費する画像処理用高性能PCや、
全方位レーザスキャナなどを搭載した実車実験に-ZMP® PowerUnit Z

 自動運転や高度安全運転支援の研究開発ではセンサやそのデータを処理するPCなどで、大きな電力を消費します。たとえば、高度な画像処理を高速で行えるGPUを備えたPCは300~400Wの電力を消費し、外界のセンシングに使用されるレーザスキャナを4台搭載すると、80Wの電力が必要になります。一方で、車両のバッテリから取れる電力は、180W(15A)程度であり、例えばデータロガーと消費電力の小さいセンサへの電源供給にとどまり、センサ、カメラと処理用のPCなどを揃えると足りなくなってしまいます。

 従って、専用の電源を用意する必要がありますが、使い勝手や安全性などを考えると、バッテリ以外に様々な機器が必要になり、それらを接続する配線や設置が煩雑になります。本製品は、12V、105Ah(標準品)のバッテリとインバータ、DCコンバータから構成され、全体で700Wが供給できる電源が車両内に用意可能です。画像処理用のハイスペックPCと液晶ディスプレイ、レーザスキャナ、カメラなどをつなげても余裕があります。トランクルーム等に本製品を設置し、PCやディスプレイ、センサなど電力を消費する機材を接続すれば使用可能となります。

 電圧変換器やACアダプタ、配線などを車両に引き回し、電圧変換器などの機器類をすべて固定しなければなりませんでしたが、そのような手間が省けスムーズな実車実験が可能となります。






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