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Yahoo!ファイナンス
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(株)イーブックイニシアティブジャパン【3658】の掲示板 2018/11/20〜2019/05/07

 ヤフーは4月25日、10月1日をめどに持ち株会社制に移行すると発表した。社名を「Zホールディングス」に変更した上で、メディア事業や広告事業など「Yahoo!JAPAN事業」を分割した新会社「ヤフー」を設立。金融子会社を統括する中間持ち株会社(社名未定)も新設し、ジャパンネット銀行などの経営管理を承継する。移行後は持ち株会社が東証1部上場を維持する。

【画像】ヤフーの新組織図

 体制変更の目的を、ヤフーの川邊健太郎社長は「オンライン・オフラインを問わず、ユーザーの生活を豊かにするためだ。経営資源を事業会社に最適に分配することで、Yahoo!JAPAN事業や金融事業を中心に、グループ全体の経営をスピーディーかつ柔軟に成長させたい」と説明する。
体制移行後の役割分担は?

 体制移行後、Zホールディングスはグループ全体の戦略立案と子会社の経営管理を担当する。同社直下の子会社は、通販会社のアスクル、広告会社のバリューコマース、旅行予約サイト運営の一休など。ヤフー前社長の宮坂学氏が社長を務める、仮想通貨・ブロックチェーン関連事業を手掛けるベンチャー「Zコーポレーション」も含まれる。

 新ヤフーは「Yahoo!ニュース」「ヤフオク!」「Yahoo!ショッピング」などYahoo!JAPAN事業を手掛ける。ヤフーとソフトバンクの合弁会社PayPayも管轄し、キャッシュレス決済サービス「PayPay」の強化を目指す。電子書籍販売会社のイーブックイニシアティブジャパン、動画サイト運営のGYAOなども新ヤフーの傘下に入る。