日経平均は111円高と4日ぶり反発、プライム値上り数は7割超=14日後場

3/14 15:20 配信

ウエルスアドバイザー

現在値
出光興産1,048+25.50
ENEOS711.9+8.50
三井金4,865+161
東電HLD981.2+2.20
東ガス3,589-67

 14日後場の日経平均株価は、前日比111円41銭高の3万8807円38銭と4日ぶりに反発。TOPIX(東証株価指数)も同13.08ポイント高の2661.59ポイントと4日ぶりに反発した。きのう13日に上値の重い展開だった流れが継続し、朝方は売りが先行。売り一巡後は、下値を拾う動きがみられ下げ渋った。後場に入り、外国為替市場で、円がドルに対して円安方向に振れたことも支えに上げ転換。取引終了にかけて堅調な値動きが続き、日経平均株価は取引終了間際に、同144円36銭高の3万8840円33銭の高値を付けた。プライム市場の出来高は16億6028万株。売買代金は4兆3374億円。騰落銘柄数は値上がりが1236銘柄と7割を超え、値下がりは382銘柄。変わらずは38銘柄だった。

 市場では「きのう13日ときょう14日は、午後に入り下げ渋る動きをみせた。時間的には欧州系投資家による買いが入った可能性もある」(中堅証券)との見方があった。

 業種別では、33業種のうち29業種が上昇、4業種が下落した。東電力HD <9501> 、東ガス <9531> などの電気ガス株や、出光興産 <5019> 、ENEOS <5020> などの石油石炭製品株が上昇。三井金属 <5706> 、住友鉱 <5713> などの非鉄金属株や、INPEX <1605> 、石油資源 <1662> などの鉱業株も高い。三井不 <8801> 、三菱地所 <8802> などの不動産株や、帝人 <3401> 、東レ <3402> などの繊維株も堅調。大和証G <8601> 、野村 <8604> などの証券商品先物株や、郵船 <9101> 、商船三井 <9104> などの海運株もしっかり。一方、北越コーポ <3865> 、レンゴー <3941> などのパルプ紙株や、三菱UFJ <8306> 、三井住友 <8316> などの銀行株が下落。オリエンタルランド(OLC) <4661> 、リクルートH <6098> などのサービス株や、オリンパス <7733> 、HOYA <7741> などの精密機器株も安い。

 個別では、極東証券 <8706> 、雪印メグ <2270> 、ネオジャパン <3921> 、三菱マテリアル <5711> 、ラクスル <4384> などが上昇。半面、M&A総研 <9552> 、ソースネクス <4344> 、さくら <3778> 、ファーマF <2929> 、三井ES <7003> などが安い。

提供:ウエルスアドバイザー社

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最終更新:3/14(木) 15:20

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