日経平均は761円安と大幅続落、売り先行後も総じて軟調推移=16日後場

4/16 15:25 配信

ウエルスアドバイザー

現在値
出光興産1,074.5+26.50
ENEOS730.9+19
第一生命H3,649+38
郵船4,466+261
商船三井4,990+277

 16日後場の日経平均株価は、前日比761円60銭安の3万8471円20銭と大幅に続落。TOPIX(東証株価指数)も同56.09ポイント安の2697.11ポイントと続落した。現地15日の米国市場で金利高を受けNYダウが6日続落、ナスダック総合指数も続落したことを受け、朝方から売りが先行。手がかり材料に乏しく、弱含みで推移するなか、日経平均は午後1時34分に、同910円48銭安の3万8322円32銭を付けている。その後、下げ幅を縮小する場面もみられたが、総じて軟調に推移した。東京外国為替市場では、ドルに対し円安に振れたが株価の反応は限られた。東証プライム市場の出来高は19億7840万株、売買代金は4兆7835億円。騰落銘柄数は値上がりが169銘柄にとどまり、値下がりは1465銘柄と全体の9割近くとなった。変わらずは18銘柄だった。

 業種別では、33業種のうち31業種が下落、2業種が上昇した。郵船 <9101> 、商船三井 <9104> などの海運株や、出光興産 <5019> 、ENEOS <5020> などの石油石炭製品株が下落。第一生命HD <8750> 、東京海上 <8766> などの保険株や、三井金 <5706> 、住友鉱 <5713> などの非鉄金属株も安い。大和証G <8601> 、野村 <8604> などの証券商品先物株や、INPEX <1605> 、石油資源 <1662> などの鉱業株も軟調。クレセゾン <8253> 、オリックス <8591> などのその他金融株や、日本製鉄 <5401> 、JFEHD <5411> などの鉄鋼株も弱かった。一方、テルモ <4543> 、オリンパス <7733> などの精密機器株や、武田薬 <4502> 、中外薬 <4519> などの医薬品株が上昇した。

 個別では、古野電 <6814> 、FPパートナ <7388> 、ヒトコムHD <4433> 、TSIHD <3608> 、トランザク <7818> などが下落。半面、テラスカイ <3915> 、ヨシムラFH <2884> 、フルマルHD <7128> 、ダイヤHD <6699> 、東宝 <9602> などが高かった。

提供:ウエルスアドバイザー社

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最終更新:4/16(火) 15:25

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