日経平均は698円程度高、取引時間中の高値更新後も堅調推移=21日前場

3/21 10:08 配信

ウエルスアドバイザー

現在値
王子HLD638.3+3.30
日本紙1,092-5
トヨタ3,510+13
三井物7,519+137
三菱商3,529+32

 21日午前10時3分すぎの日経平均株価は、前営業日比698円程度高い4万701円前後で推移する。7日に付けた取引時間中の史上最高値(4万472円11銭)を塗り替え、午前9時57分には同745円17銭高の4万748円77銭を付けている。FOMC(米連邦公開市場委員会)で年内3回の利下げ予想が据え置かれたことを受け、現地20日の米国株式市場で、NYダウとナスダック総合指数が揃って史上最高値を更新。外国為替市場で円がドルやユーロに対して、円安方向に振れていることも材料視され、堅調な展開が続いている。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、19日の大阪取引所清算値比735円高の4万335円だった。

 業種別では、33業種のうち32業種が上昇、1業種が下落している。王子HD <3861> 、日本紙 <3863> などのパルプ紙株や、三井物産 <8031> 、三菱商事 <8058> などの卸売株が上昇。トヨタ <7203> 、ホンダ <7267> などの輸送用機器株や、SUMCO <3436> 、洋缶HD <5901> などの金属製品株も高い。第一生命HD <8750> 、東京海上 <8766> などの保険株や、大和証G <8601> 、野村 <8604> などの証券商品先物株も堅調。三菱UFJ <8306> 、三井住友 <8316> などの銀行株や、大林組 <1802> 、大和ハウス <1925> などの建設株もしっかり。一方、郵船 <9101> 、商船三井 <9104> などの海運株が下げている。

 個別では、富士石油 <5017> 、北越コーポ <3865> 、霞ヶ関キャピタル <3498> 、鉄建建設 <1815> 、スカパーJ <9412> などが上昇。半面、プロレドP <7034> 、ACCESS <4813> 、TBASE <3415> 、ギフトHD <9279> 、アインHD <9627> などが下落している。

 東京外国為替市場は午前10時3分時点で、1ドル=150円台の半ば(19日は150円25-27銭)、1ユーロ=164円台の後半(同163円09-13銭)で取引されている。

提供:ウエルスアドバイザー社

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最終更新:3/21(木) 10:08

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