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NY市場サマリー(17日)ダウ終値で初の4万ドル台、ドル小幅安 2024年5月18日午前 6:36 GMT+931分前更新 <為替> ドルが主要通貨に対して小幅下落した。インフレが鎮静化の兆しを見せ景気の軟化が示唆される中、市場では米連邦準備理事会(FRB)の利下げ時期を巡る憶測が続いている。 15日に発表された4月の米消費者物価指数(CPI)上昇率の鈍化を受けて株式投資家のリスク志向は強まったが、FRB当局者らは利下げ時期について慎重な発言を行っており、ドル安は限定的なものに留まっている。 主要通貨に対するドル指数は0.04%安の104.44となった。 フェデラルファンド(FF)金利先物が織り込む利下げ幅は縮小し、12月までの利下げ幅は45ベーシスポイント(bp)未満、9月までは21bpとなっている。15日にはそれぞれ約50bpと約25bpだった。 ユーロ/ドルは0.06%高の1.0872ドルとなった。 欧州中央銀行(ECB)のデギンドス副総裁は17日、ユーロ圏の金融政策担当者らは、物価圧力の緩和により来年インフレが目標水準まで低下するとの自信を強めていると述べた。 英ポンドは0.31%高の1.2705ドル。ドル/円は0.17%高の155.64円となった。 暗号資産(仮想通貨)のビットコインは1.89%高の6万6517ドル。 <債券> 米債利回りが上昇した。FRBによる年内の利下げ回数を巡り、来週発表される連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨が注目されている。 今週発表された4月の米消費者物価指数(CPI)の伸び鈍化を受け、FRBが9月に利下げを開始し、年内に2回を利下げを実施するとの観測が広がっている。 指標10年債利回りは4ベーシスポイント(bp)上昇の4.42%。2年債利回りは3bp上昇の4.825%となった。 2・10年債の利回り格差はマイナス41bp。 財務省は来週22日に20年債(160億ドル)、23日に10年物価連動国債(TIPS)(160億ドル)の入札を実施する。 <株式> ダウ工業株30種が終値ベースで史上初めて4万ドル台に乗せた。経済指標を受け連邦準備理事会(FRB)の年内利下げ観測が裏付けられる中、ナスダック総合とS&P総合500種も今週は力強く上昇した。 ダウは前日、取引時間中に史上初めて4万ドル台に乗せていた。 この日は4万0003.59ドルで取引を終了。一時は4万0010.88ドルまで上げた。 週足ではナスダックとS&Pが4週間、ダウが5週間連続で上昇した。 この日はS&P500の11セクターのうち8セクターが上昇。エネルギー株が上昇した一方、テクノロジー株が大きく下げた。 CMEフェドウオッチによると、FRBが9月に利下げに着手する確率は68%。 ニューヨーク証券取引所では値上がり銘柄数が値下がり銘柄数を1.18対1の比率で上回った。ナスダックでは1.09対1で値下がり銘柄が多かった。 <金先物> 中国の景気刺激策導入への期待を背景に、反発した。中心限月6月物の清算値(終値に相当)は前日比31.90ドル(1.34%)高の1オンス=2417.40ドルと、今年4月中旬以来約1カ月ぶりに史上最高値を更新した。週間では1.79%高だった。 <米原油先物> 米中のエネルギー需要見通しに楽観的な見方が広がり、3日続伸した。米国産標 準油種WTIの中心限月6月物の清算値(終値に相当)は前日比0.83ドル(1.05 %)高の1バレル=80.06ドルと、4月末以来約半月ぶりに80ドルの節目に超えた。 週間では2.30%高。7月物は0.84ドル高の79.58ドルだった。
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みずほ証券では、米国の4月消費者物価指数(CPI)はインフレの減速を示したものの、次回6月のFOMCやその次の7月会合での利下げは難しいと考えている。パウエルFRB議長が5月14日に、「利上げによって需要が十分に弱まるかどうかを判断するには3カ月以上のデータが必要」と述べていることなどをその理由に挙げている。一方、9月会合にかけては景気の減速や労働需給の緩和を背景にインフレ率の鈍化傾向を確認できるとみずほでは考えており、24年内に2回の利下げにより、米長期金利は24年末にかけて4.1%程度への低下を予想している。 ・提供 DZHフィナンシャルリサーチ
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CPI予想数値ぴったりだったけど、エラい反応してますね。確かに待望の利下げに近づいた。ただFRBは利下げしてから物価再上昇したらまた利上げしないといけないので、しっかり確認したがってる。相変わらず9月のFOMCでの利下げ確率が高まった事になってる。対して日銀は利上げ路線。次の利上げは7月か10月だと言われてる。これが台湾のAppierに関係あるかどうかも分からない。取り敢えず8時50分の反応みて、あとは寄付き次第。理屈はどうあれ儲かる方についていきます。
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7月30〜31日の米連邦公開市場委員会(FOMC)までに新たに公表されるCPIは2カ月分しかなく、経済の急減速がなければFRBが利下げまで踏み切る公算は大きくない。8月はFOMCが予定されていないため、市場は9月17〜18日の会合に照準を絞る。 次期大統領選との兼ね合いも材料になる。9月の次のFOMCは11月6〜7日だが、これは5日に予定される投開票日の直後となる。接戦になればまだ勝敗すら判明しないタイミングだ。年に2回の利下げを実施するなら9月と12月という線が浮かぶ。 「政治的な問題は我々の任務ではない」。パウエル議長は14日のイベントでも政治に関係なく、物価安定と雇用の最大化という使命に取り組む考えを繰り返した。中央銀行の独立性は「議会から幅広く理解され、支持されている」と強調した。 ただ11月の選挙ではその議会の構成も変わる。野党・共和党の候補者となるトランプ前大統領の側近らはFRBの独立性に疑問を投げかけている。トランプ氏はパウエル氏を「政治的だ」と批判し、再任しない考えを表明済みだ。 トランプ氏は早期の利下げによる景気浮揚がバイデン政権の追い風になると警戒する。FRBには金融政策の判断に誰が見ても政治的な意図がないという証拠がそろうのを待つあまり、政策変更が遅れていまうリスクもつきまとう。 鈍化傾向に戻りつつある今回のCPIはFRBにとっても間違いなく朗報だが、利下げすべき時期が近づけばパウエル氏を取り巻く環境もより複雑になる。
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7月末のFOMCで金利引き下げ開始ー8月1日ぐらいに1Q決算発表ー少し前にオリンピック開始 7月から本格上昇開始だねーそれまで我慢比べ???
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利上げ利下げに関していえば7月末は面白いと思うよ。日銀会合とFOMCが同日だからね。
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政府・日銀による2回目の介入はこのタイミングで実施されている。もともとドルを売りたい投資家が増え、FOMCに大きな変化がなく、さらに多くの投資家がドルを売ろうとしていた。ここに政府・日銀によるドル売りが加わるので、介入金額以上のドル売りが市場で行われる。この介入の結果、ドルはもう一段下落となり、投機筋の動きは落ち着くことになった。 総裁選まで効果が持続するのかは疑問 何度も説明したように、為替介入というのは一時しのぎの措置に過ぎず、日銀が金融政策を抜本的に転換しない限り、円高の流れに転換させることは難しい。したがって今回の介入も、さらに円安が進むまでの時間稼ぎという効果しか得られないだろう。 だが、今の日銀には短期間の時間稼ぎであったとしても、それなりの意味がある。日銀は9月の金融政策決定会合においてゼロ金利を解除する予定であり、場合によっては7月に前倒しされる可能性もある。もともとは今年に入って商品の値上げが一段落したことや、4月に賃上げが実施されたこともあり、夏には家計に余裕ができるので、その流れを確認した上で9月のゼロ金利解除という算段であった。 ところが足元で急激な円安が進んでいることから、これ以上、円安を放置すると、このシナリオが大きく崩れる可能性が出てきた。日銀としては7月もしくは9月まで何とか時間稼ぎをしたいというのが本音だろう。 政府にとっても状況は似たようなものである。当初、岸田政権は4月の賃上げと5月の定額減税を材料に6月に解散に打って出る腹づもりだった。だが円安が進みすぎると、食品の値上げラッシュとなり、解散どころではなくなってしまう。もっとも先日行われた3つの補選で自民党が連敗したことから、6月の解散はかなり難しくなっており、9月に行われる総裁選が次の政治イベントとなっている。 短期的とはいえ、急激な円安を抑制し、9月の総裁選まで何とか現状維持したいと考えているはずだが、その時まで介入効果が持続しているのかは疑問だ。 執筆:経済評論家 加谷珪一 Yahooニュース 客観的な解説する人もいるんだね
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日本銀行による0.25ポイントの追加利上げは、従来の予想より1カ月早く7月に行われると、BofAの通貨ストラテジストはみている。その次の追加利上げ予想も同じく1カ月、前倒しした。 クラウディオ・パイロン氏率いる同行の為替アナリストは、「米連邦公開市場委員会(FOMC)が利下げを開始する前であれば、日銀が現在の政策スタンスを維持する限り、市場は日銀を試し続ける」と10日のリポートで指摘。「日銀は同時に2つを得ることはできない。日銀が政策を引き締めるまで、市場は日銀を試し続けるだろう。当社では現在、7月の日銀利上げを予想している」とした。 さらに「ドル・円が高値を更新しないようにするには継続的な介入が必要になるだろうが、その場合でも現行レンジを超えて円が上昇するには不十分だと当社はみている。日銀はまた、政策引き締めを示唆することで、ある程度の時間は稼げる。ちょうど今週がそうだった。しかし、示唆はすぐに実行に移さなくてはならない。さもなければ市場は再び日銀を試すだろう」と続けた。 Bloombergより 現在のレートは0.25%の利上げがあることを織り込んでいるのかも、介入はもうオオカミ少年状態だな
NY市場サマリー(20日)ナス…
2024/05/21 07:14
NY市場サマリー(20日)ナスダック最高値、利回り上昇・ドル小幅高 2024年5月21日午前 6:41 GMT+924分前更新 <為替> ドルが対ユーロで小幅上昇した。インフレが鈍化の兆しを見せているものの、米連邦準備理事会(FRB)当局者は慎重な発言を行っており、投資家は米金利の動向に関するさらなる手がかりを待ち望んでいる。 <債券> 国債利回りが上昇した。投資家が国債を売却して新発の社債を購入したとみられる。この日発言した米連邦準備理事会(FRB)当局者は、インフレが高止まりした場合、利下げできるかどうか不透明だと指摘した。 指標となる10年国債利回りは4.437%と、前週末比約2ベーシスポイント(bp)上昇した。2年国債利回りは4.837%と、約1bp上昇した。 20─21日に米国の経済指標の発表は行われないため、22日に公表される米連邦公開市場委員会(FOMC)の議事要旨を前に、FRB当局者の発言が注目を集めた。 アトランタ地区連銀のボスティック総裁は、インフレ率が目標の2%に戻る軌道に乗っているとFRBが確信するにはしばらく時間がかかると述べた。 バー副議長(金融規制担当)も、年初来数カ月間の米国のインフレ指標は「期待外れ」で、FRBが金融政策を緩和するためには必要な証拠が不足していると述べた。 ジェファーソン副議長は、このところ複数のインフレ指標で鎮静化が示されていることは喜ばしいが、インフレ率が2%回帰への持続可能な軌道に戻ったかを判断するには時期尚早だと述べた。 <株式> ナスダック総合が終値ベースで過去最高値を更新した。半導体大手エヌビディアの決算発表を控えテクノロジー株に買いが入った。 市場では米連邦準備理事会(FRB)の利下げ時期を見極めたようとする動きも続いている。 S&P500テクノロジー指数は主要11セクターの中で上昇率トップとなり、1.32%高となった。エヌビディアが2.49%上昇するなど、半導体株の上げが寄与した。 エヌビディアは少なくとも証券会社3社が目標株価を引き上げた。 JPモルガンが4.5%下落し、ダウを圧迫した。同社のジェイミー・ダイモン最高経営責任者(CEO)は、足元の株価では大量の自社株買いはできないとの見方を示し、売りが優勢となった。 <金先物> 中東情勢の緊迫化を背景に安全資産としての金に注目が集まる中を、続伸した。 中心限月6月物の清算値(終値に相当)は前週末比21.10ドル(0.87%)高の1オンス=2438.50ドルとなり、史上最高値を更新した。 <米原油先物> 米連邦準備理事会(FRB)高官による利下げ開始に対する慎重な発言が相次ぐ中、4営業日ぶりに反落した。米国産標準油種WTIの中心限月6月物の清算値(終値に相当)は前週末比0.26ドル(0.32%)安の1バレル=79.80ドル。7月物は0.28ドル安の79.30ドルだった。