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【これからの見通し】 きょうは米PPIとパウエル講演、ドル円が一段高となる可能性も 為替 2024/05/14(火) 15:53 MINKABU 本日は米国発の材料に注目が集まる。経済統計ではあすの米消費者物価指数が最注目だが、きょうはその前哨戦として米生産者物価指数(PPI)が発表される。前年比の市場予想は+2.2%と前回の+2.1%から小幅に上昇する見込み。コア前年比は+2.3%と前回の+2.4%から小幅に伸び鈍化となる見込み。市場の反応は、基本的には結果と予想との乖離度合いに敏感となろう。ただ、インフレの傾向をみると、昨年7月あたりをボトムとして下げ止まっている。前年比2%超が定着しつつあり、根強いインフレとの評価がみられる可能性がありそうだ。 日本時間午後11時にはパウエルFRB議長、クノット・オランダ中銀総裁がオランダ外国銀行協会で講演を行う。質疑応答も予定されており、パウエル議長のタカ派度合いが注目されそうだ。クノット・オランダ中銀総裁もECB内ではタカ派として知られているが、6月利下げを是認することとなりそうで、両者の差異が際立つ可能性も指摘される。 ドル円は156円台へとじりじりと水準を上げてきている。米国発の強気材料でドル高が強まるようだと、再び介入警戒感とのせめぎ合いとなりそうだ。ただ、イエレン米財務長官は介入が安易に実行されることには不快感を示していることも念頭に置きたい。160円台をつけたときのような、パニック的な値動きとならなければ、介入のチャンスは低いだろう。 この後の海外市場で発表される経済指標は上記以外にも、ドイツZEW景況感指数(5月)、南ア雇用統計(第1四半期)、カナダ卸売売上高(3月)などが予定されている。 発言イベント関連では、パウエル議長講演の前に、ピル英中銀チーフエコノミスト、シュナーベルECB理事、クックFRB理事などの講演が予定されている。バイデン米大統領が米投資と雇用について演説し、対中関税強化も発表する予定だ。 minkabu PRESS編集部 松木秀明 ------ 大きく動ぃてほしぃね 〜
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ユロ、結局強いなー。今日パウエルあるー 21:30 USD 生産者物価指数 (前月比) (4月) 22:10 USD クックFRB理事発言 22:15 EUR ECBのシュナーベル氏発言 23:00 USD FRBパウエル議長発言
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まぁドットチャートの中央値が「絶対値」とみられてる点も(´・ω・`) 何でも数値だけ見て判断するより、詳細な解説を読み解く方が良いですね。 ドットチャート改善必要、市場との対話に不十分=シカゴ連銀総裁 2024年5月4日午後 6:06 GMT+9 [パロアルト(米カリフォルニア州) 3日 ロイター] - 米シカゴ地区連銀のグールズビー総裁は3日、四半期に1回公表する米連邦公開市場委員会(FOMC)メンバーの金利見通し「ドットチャート」について、各メンバーの経済見通しを含めるなどして内容を充実化させるべきだと指摘した。 ドットチャートは、メンバーの政策金利予想水準を点(ドット)で示す。直近3月のドットチャートは、中央値では年内3回の利下げを想定していることを示したが、約半数のメンバーがそれより少ない回数を予想し、1回限りやゼロと予想するメンバーもいた。 グールスビー氏はスタンフォード大学フーバー研究所での会合で、「ドットチャートは経済的内容を欠いた単なる意見の集合だ」と述べた。 例えばあるメンバーが今年の利下げ予想を後退させた場合、それが経済の過熱を恐れているからなのか、それとも単に経済がより速く成長することが可能で、高めの金利に耐えられると考えているためなのか、分からない。 グールスビー氏は、連邦準備理事会(FRB)のコミュニケーションの目的は政策決定の根拠を示すことで、ドットチャートでは不十分だと考える。 「(ドットチャートは)メンバーがその金利水準を正当化すると考える経済状況と結びつけることができず、メンバーがなぜその金利を妥当な選択と考えているのか示すものは何もない」とした。 その上で「匿名ベースで各メンバーの経済予測と金利パスを照合するマトリックスがあれば、一定の重要な疑問に答えることができるだろう」と述べた。 欧州中央銀行(ECB)のシュナーベル専務理事は、ECB版ドットチャートを公表することを提案している。
欧州賃上げ率、4.69%に加速…
2024/05/23 19:46
欧州賃上げ率、4.69%に加速 ECB「全体的な圧力は緩和」 欧州中央銀行(ECB)が23日発表した1〜3月期のユーロ圏の妥結賃金は、前年同期比4.69%上昇した。伸び率は2四半期ぶりに加速したものの、ECBは同日公開のブログで一時金の影響によるもので「全体的な賃金圧力は緩和している」と説明した。 妥結賃金は労使間の交渉に基づく賃上げの動きを捉えた指標だ。伸び率は2023年7〜9月期に4.7%と米金融危機後の最高水準に跳ね上がった後、10〜12月期は4.45%に鈍化していた。ECBは賃金動向を踏まえ、6月の利下げ開始の是非を最終判断する。 大幅な賃金上昇は消費の持ち直しや企業の値上げを通じてインフレ圧力を再燃させかねず、ラガルド総裁ら理事会幹部は賃金動向を重視してきた。ドイツやフランスでは待遇改善を求めるストライキが長引き、労使交渉の影響が判明する1〜3月期の妥結賃金の結果が焦点になっていた。 ECBは23日公開したブログで「全体的な賃金圧力は緩和していることを示唆している」との見方を示した。基本給だけでなく「一時金が1〜3月期の賃金の上昇につながった」との分析で「24年に賃金圧力は減速する」との見通しに触れた。 ECBは次回6月6日の理事会での利下げ転換を視野に入れてきた。ラガルド氏は5月21日、アイルランドのテレビメディアRTEとのインタビューで、物価目標の達成に向けて確信が強まるならば「(利下げの)可能性は高い」と語った。 金融緩和に慎重なタカ派の有力メンバーも容認する方向だ。ECBのシュナーベル専務理事やオランダ中央銀行のクノット総裁は日本経済新聞のインタビューで、6月の利下げ開始に前向きな考えを表明した。