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NY商品、原油続落 3カ月ぶり安値 金は続落 23日のニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)で原油先物相場は続落した。WTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)で期近の7月物は前日比0.70ドル(0.9%)安の1バレル76.87ドルで取引を終えた。米利下げ時期を巡る不透明感が原油相場の重荷となった。米株安で投資家のリスク回避姿勢が強まったのも原油先物の売りを誘い、一時は76.43ドルと期近物として2月下旬以来、約3カ月ぶりの安値を付けた。 22日公表の4月30日〜5月1日開催の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨では参加者がインフレ警戒の姿勢を示していたことが分かり、米連邦準備理事会(FRB)が利下げ開始の判断に慎重になる可能性が意識されている。23日発表の5月の米購買担当者景気指数(PMI)速報値では総合指数が上昇し、価格指数もインフレ圧力の強さを示した。 午後の米株式市場でダウ工業株30種平均が下げ幅を広げ、600ドルあまり下落した。投資家がリスク資産を手じまうなか、原油の売りにつながった面もある。 ニューヨーク金先物相場は3日続落した。ニューヨーク商品取引所(COMEX)で取引の中心である6月物は前日比55.7ドル(2.3%)安の1トロイオンス2337.2ドルで取引を終えた。米長期金利が上昇(債券価格は下落)し、金利の付かない金先物の売りを誘った。週初に最高値を付けており、利益確定や持ち高調整の売りも出た。
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NYダウ一時600ドル超安 PMI好調でインフレ懸念再燃 23日の米株式市場でダウ工業株30種平均は続落して始まり、午前9時50分現在は前日比189ドル80セント安の3万9481ドル24セントで推移している。主力株への利益確定売りや米利下げ開始時期を巡る不透明感がダウ平均の重荷となっている。 午後に入って一段安となり、下げ幅は一時600ドルを超えた。S&Pグローバルが同日発表した5月の米国の購買担当者景気指数(PMI)速報値が市場予想を上回り、物価高への懸念が再燃した。業績悪化見通しが伝わったボーイングも安い。 一方、ダウ平均の構成銘柄ではないが22日夕に市場予想を上回る好決算を発表したエヌビディアは大幅に上昇している。 ダウ平均の下げ幅は200ドルを超える場面がある。前週に初めて4万ドル台に乗せていた。5月に入って急ピッチで上昇し、高値警戒感から利益確定や持ち高調整の売りが出やすい。ウォルト・ディズニーやインテル、シスコシステムズが安い。ハネウェル・インターナショナルやスリーエムも売られている。 22日公表の4月30日〜5月1日開催の米連邦公開市場委員会(FOMC)の議事要旨を受け、米連邦準備理事会(FRB)の利下げ判断がより慎重になる可能性が意識されている。朝方発表の週間の米新規失業保険申請件数が市場予想を下回り、米長期金利が上昇(債券価格は下落)する場面があるのも、株式の相対的な割高感につながっている。 一方、エヌビディアは一時10%ほど上げ、株価は1000ドルを超えた。2024年2〜4月期の売上高が前年同期の3.6倍となり、5〜7月期の売上高見通しも市場予想を上回った。人工知能(AI)関連需要を追い風に高成長が続くとの期待が高まった。アドバンスト・マイクロ・デバイス(AMD)やブロードコムなど半導体関連株の一角も上昇している。 ハイテク株比率の高いナスダック総合株価指数は反発して始まり、21日に付けた最高値(1万6832)を上回っている。
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日経平均、NVIDIA上昇が追い風(先読み株式相場)2024年5月23日 8:01 https://www.nikkei.com/article/DGXZQOFL2307V0T20C24A5000000/ 23日の東京株式市場で日経平均株価は反発か。前日の米株式相場は下落したものの、取引終了後に四半期決算と株式分割の実施を発表したエヌビディアが時間外取引で上昇している。日本の半導体関連銘柄の買いにつながりそうだ。日経平均は前日終値(3万8617円)より300円ほど高い3万8900円が上値メドになる。 22日の米株式市場でダウ工業株30種平均は反落し、前日比201ドル(0.50%)安の3万9671ドルで終えた。米連邦準備理事会(FRB)が公表した4月30日〜5月1日開催の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨で数人の参加者はインフレリスクが高まることなどで適切とされるなら「追加引き締めをいとわない」と指摘していたことが明らかとなった。年内の米利下げ期待を背景に上昇してきた株式市場では景気敏感株の一角に売りが膨らんだ。 取引終了後にエヌビディアが2024年2〜4月期決算を発表した。人工知能(AI)向け製品の需要拡大を支えに、売上高と1株利益はともに市場予想を上回った。5〜7月期の業績見通しも市場予想以上となり、併せて1株を10株にする株式分割を実施すると発表した。時間外取引で株価は通常取引終値を一時7%上回った。前日に持ち高調整の動きから下げていた東京エレクトロンやアドバンテストなどには安心感からの買いが先行するだろう。 23日早朝の大阪取引所の夜間取引で日経平均先物は上昇し、6月物は前日の清算値に比べ150円高い3万8770円で終えた。23日早朝の外国為替市場で円相場は1ドル=156円70銭台と前日夕時点に比べ円安・ドル高で推移している。 国内の長期金利の動向が株式相場に影響する展開が続いている。22日の国内債券市場で長期金利が一時1.000%に上昇(債券価格は下落)し、日銀の量的・質的金融緩和が導入された直後にあたる13年5月以来11年ぶりに1%の大台に乗せた。金利上昇が業績の逆風になるとされる不動産などに売りが目立ち、日経平均は前の日に比べ329円(0.85%)安の3万8617円で終えた。米ゴールドマン・サックスは日銀が持続的な利上げサイクルに入ったとの見方を示し、日本の長期金利は26年末に2%まで上昇すると予想している。長期金利が上昇基調を一段と強めた場合、株式のバリュエーション(投資尺度)面での割高感が意識され、売りにつながる場面もありそうだ。 国内ではソニーグループが経営方針説明会を開催する。海外ではイタリアで主要7カ国(G7)財務相・中央銀行総裁会議が始まる。米国では5月の米国の購買担当者景気指数(PMI)速報値が発表される。
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NY市場サマリー(22日)ドル・利回り上昇、株は下落 2024年5月23日午前 6:54 GMT+913分前更新 <為替> ドルが対ユーロで上昇した。米連邦準備理事会(FRB)が公表した4月30日─5月1日の連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨で、政策当局者らが直近のインフレ率に失望感を示していたことを受けた。 議事要旨は「FOMC参加者は、インフレ率が中期的に2%に回帰すると引き続き予想している」としながらも、「ディスインフレには以前考えられていたよりも時間がかかりそうだ」とした。 ユーロは0.3%安の1.08205ドルとなった。 一方、ポンドは0.1%高の1.2717ドル。英国のスナク首相は7月4日に総選挙を実施すると発表した。 もっと見る ドル/円は0.3%高の156.62円となった。 <債券> 国債利回りが上昇した。米連邦準備理事会(FRB)が公表した4月30日─5月1日の連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨の内容が、パウエル議長の会合後会見よりタカ派だったと受け止められた。 ソシエテ・ジェネラルで米国金利戦略を担当するスバドラ・ラジャッパ氏は「議事要旨は、会合後の記者会見でのパウエル議長の発言よりも少しタカ派的だ」と指摘。「当局者らは明らかにインフレを懸念しているようで、必要であれば利上げにも前向きだ。これは、引き締め政策が長期化することを意味する」と述べた。 指標となる10年債利回りは2bp上昇の4.434%。2年債利回りは5bp上昇し4.8796%となった。 2年債と10年債の利回り格差はマイナス45bpと、約3bp拡大した。 <株式> 下落して取引を終えた。引け後に米半導体大手エヌビディアの四半期決算発表を控える中、投資家は4月30日─5月1日開催の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨を消化した。 取引時間の大半で方向感に欠ける展開となったが、議事要旨を受けて軟調となった。議事要旨では、米当局者が物価圧力の緩和を依然確信しているものの、インフレ統計を巡る失望感から緩和ペースは緩やかになると見込んでいることが示された。 <金先物> この日発表の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨の発表を控えて、利益確定の売りが優勢となり、続落した。中心限月6月物の清算値(終値に相当)は前日比33.00ドル(1.36%)安の1オンス=2392.00ドル。 <米原油先物> 米金融引き締め政策の長期化観測を嫌気した売りが優勢となり、下落した。この日から中心限月に繰り上がった米国産標準油種WTI7月物の清算値(終値に相当)は、前日比1.09ドル(1.39%)安の1バレル=77.57ドル。8月物は1.13ドル安 の77.15ドルだった。
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NY外為市場=ドル上昇、FOMC議事要旨を材料視 2024年5月23日午前 6:05 GMT+91時間前更新 [ニューヨーク 22日 ロイター] - 終盤のニューヨーク外為市場では、ドルが対ユーロで上昇した。米連邦準備理事会(FRB)が公表した4月30日─5月1日の連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨で、政策当局者らが直近のインフレ率に失望感を示していたことを受けた。 議事要旨は「FOMC参加者は、インフレ率が中期的に2%に回帰すると引き続き予想している」としながらも、「ディスインフレには以前考えられていたよりも時間がかかりそうだ」とした。 ユーロは0.3%安の1.08205ドルとなった。 一方、ポンドは0.1%高の1.2717ドル。英国のスナク首相は7月4日に総選挙を実施すると発表した。 広告 - スクロール後に記事が続きます 4月の英消費者物価指数(CPI)上昇率は前年比2.3%と、3月の3.2%から鈍化したが、予想は上回った。コア指数もそれほど下がらず、イングランド銀行(英中央銀行)の来月の利下げ観測が大きく後退した。 一方、ニュージーランド(NZ)準備銀行(中央銀行)は政策金利のオフィシャル・キャッシュ・レート(OCR)を5.5%に7会合連続で据え置いたが、インフレ圧力がなお続いているとして、金利のピーク予想を引き上げ、利下げ開始時期を2025年第3・四半期に延期した。 ニュージーランドドルは0.6086米ドルと横ばい。一時、3月14日以来の高値となる0.6152米ドルまで急騰した。 ドル/円は0.3%高の156.62円となった。 暗号資産(仮想通貨)では、イーサが0.3%安の3735ドル。ビットコインはほぼ横ばいの6万9605ドルとなった。
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NY市場サマリー(21日)株式・ドル小幅高、利回り低下 2024年5月22日午前 7:00 GMT+93分前更新 <為替> ドルが対ユーロで小幅上昇した。米連邦準備理事会(FRB)の政策担当者らは、インフレ率が目標の2%に戻る軌道に乗っていると確信するにはしばらく時間がかかるとの見解を示している。 ドルは他の主要通貨に対してほぼ横ばいで推移した。 FRBのウォラー理事は21日、金融政策の緩和姿勢を支持するには、望ましいインフレデータをあと数カ月、確認する必要があるとした一方、最新のインフレ指標は「安心できる」ものであり、追加利上げは「おそらく不要」と述べた。 米アトランタ地区連銀のボスティック総裁も同日、利下げが企業や家計の支出を刺激し、インフレが次々に変動するような状況に陥ることがないようFRBは利下げ開始に慎重になる必要があると語った。 もっと見る ユーロは0.05%安の1.0852ドルとなった。 ドル/円は0.04%安の156.20円。 <債券> 国債利回りが低下した。22日に公表される4月30日━5月1日の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨が、利下げ開始時期に関する新たな手掛かりを示すか注目されている。 米連邦準備理事会(FRB)のウォラー理事は21日、最新のインフレ指標は「安心できる」ものであり、FRBの政策金利は適切に設定されているとし、追加利上げは「おそらく不要」と述べた。 アトランタ地区連銀のボスティック総裁も、利下げが企業や家計の支出を刺激し、インフレが次々に変動するような状況に陥ることがないよう連邦準備理事会(FRB)は利下げ開始に慎重になる必要があると述べた。 終盤の取引で、10年債利回りは2ベーシスポイント(bp)低下し4.416%。 2年債利回りは0.5bp低下の4.833%。 <株式> 小幅高で取引を終えた。米連邦準備理事会(FRB)による利下げ開始時期の手掛かりとして当局者の発言が注目された。また市場の重要なカタリストとなり得る22日発表のエヌビディア決算に関心が高まっている。 22日にはFRBの前回米連邦公開市場委員会(FOMC)の議事要旨も公表される。 IBMは2.09%高。オープンソースソフトとして人工知能(AI)モデルをリリースする計画などを好感した。 <金先物> 利益確定目的の売りに押され、3営業日ぶりに反落した。中心限月6月物の清算値(終値に相当)は前日比12.60ドル(0.52%)安の1オンス=2425.90ド ル。 <米原油先物> エネルギー需要の先行き懸念がくすぶる中を、続落した。米国産標準油種WTIの中心限月6月物の清算値(終値に相当)は前日比0.54ドル(0.68%)安の1バレル=79.26ドルだった。7月物は0.64ドル安の78.66ドル。
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NY市場サマリー(20日)ナスダック最高値、利回り上昇・ドル小幅高 2024年5月21日午前 6:41 GMT+924分前更新 <為替> ドルが対ユーロで小幅上昇した。インフレが鈍化の兆しを見せているものの、米連邦準備理事会(FRB)当局者は慎重な発言を行っており、投資家は米金利の動向に関するさらなる手がかりを待ち望んでいる。 <債券> 国債利回りが上昇した。投資家が国債を売却して新発の社債を購入したとみられる。この日発言した米連邦準備理事会(FRB)当局者は、インフレが高止まりした場合、利下げできるかどうか不透明だと指摘した。 指標となる10年国債利回りは4.437%と、前週末比約2ベーシスポイント(bp)上昇した。2年国債利回りは4.837%と、約1bp上昇した。 20─21日に米国の経済指標の発表は行われないため、22日に公表される米連邦公開市場委員会(FOMC)の議事要旨を前に、FRB当局者の発言が注目を集めた。 アトランタ地区連銀のボスティック総裁は、インフレ率が目標の2%に戻る軌道に乗っているとFRBが確信するにはしばらく時間がかかると述べた。 バー副議長(金融規制担当)も、年初来数カ月間の米国のインフレ指標は「期待外れ」で、FRBが金融政策を緩和するためには必要な証拠が不足していると述べた。 ジェファーソン副議長は、このところ複数のインフレ指標で鎮静化が示されていることは喜ばしいが、インフレ率が2%回帰への持続可能な軌道に戻ったかを判断するには時期尚早だと述べた。 <株式> ナスダック総合が終値ベースで過去最高値を更新した。半導体大手エヌビディアの決算発表を控えテクノロジー株に買いが入った。 市場では米連邦準備理事会(FRB)の利下げ時期を見極めたようとする動きも続いている。 S&P500テクノロジー指数は主要11セクターの中で上昇率トップとなり、1.32%高となった。エヌビディアが2.49%上昇するなど、半導体株の上げが寄与した。 エヌビディアは少なくとも証券会社3社が目標株価を引き上げた。 JPモルガンが4.5%下落し、ダウを圧迫した。同社のジェイミー・ダイモン最高経営責任者(CEO)は、足元の株価では大量の自社株買いはできないとの見方を示し、売りが優勢となった。 <金先物> 中東情勢の緊迫化を背景に安全資産としての金に注目が集まる中を、続伸した。 中心限月6月物の清算値(終値に相当)は前週末比21.10ドル(0.87%)高の1オンス=2438.50ドルとなり、史上最高値を更新した。 <米原油先物> 米連邦準備理事会(FRB)高官による利下げ開始に対する慎重な発言が相次ぐ中、4営業日ぶりに反落した。米国産標準油種WTIの中心限月6月物の清算値(終値に相当)は前週末比0.26ドル(0.32%)安の1バレル=79.80ドル。7月物は0.28ドル安の79.30ドルだった。
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NY市場サマリー(17日)ダウ終値で初の4万ドル台、ドル小幅安 2024年5月18日午前 6:36 GMT+931分前更新 <為替> ドルが主要通貨に対して小幅下落した。インフレが鎮静化の兆しを見せ景気の軟化が示唆される中、市場では米連邦準備理事会(FRB)の利下げ時期を巡る憶測が続いている。 15日に発表された4月の米消費者物価指数(CPI)上昇率の鈍化を受けて株式投資家のリスク志向は強まったが、FRB当局者らは利下げ時期について慎重な発言を行っており、ドル安は限定的なものに留まっている。 主要通貨に対するドル指数は0.04%安の104.44となった。 フェデラルファンド(FF)金利先物が織り込む利下げ幅は縮小し、12月までの利下げ幅は45ベーシスポイント(bp)未満、9月までは21bpとなっている。15日にはそれぞれ約50bpと約25bpだった。 ユーロ/ドルは0.06%高の1.0872ドルとなった。 欧州中央銀行(ECB)のデギンドス副総裁は17日、ユーロ圏の金融政策担当者らは、物価圧力の緩和により来年インフレが目標水準まで低下するとの自信を強めていると述べた。 英ポンドは0.31%高の1.2705ドル。ドル/円は0.17%高の155.64円となった。 暗号資産(仮想通貨)のビットコインは1.89%高の6万6517ドル。 <債券> 米債利回りが上昇した。FRBによる年内の利下げ回数を巡り、来週発表される連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨が注目されている。 今週発表された4月の米消費者物価指数(CPI)の伸び鈍化を受け、FRBが9月に利下げを開始し、年内に2回を利下げを実施するとの観測が広がっている。 指標10年債利回りは4ベーシスポイント(bp)上昇の4.42%。2年債利回りは3bp上昇の4.825%となった。 2・10年債の利回り格差はマイナス41bp。 財務省は来週22日に20年債(160億ドル)、23日に10年物価連動国債(TIPS)(160億ドル)の入札を実施する。 <株式> ダウ工業株30種が終値ベースで史上初めて4万ドル台に乗せた。経済指標を受け連邦準備理事会(FRB)の年内利下げ観測が裏付けられる中、ナスダック総合とS&P総合500種も今週は力強く上昇した。 ダウは前日、取引時間中に史上初めて4万ドル台に乗せていた。 この日は4万0003.59ドルで取引を終了。一時は4万0010.88ドルまで上げた。 週足ではナスダックとS&Pが4週間、ダウが5週間連続で上昇した。 この日はS&P500の11セクターのうち8セクターが上昇。エネルギー株が上昇した一方、テクノロジー株が大きく下げた。 CMEフェドウオッチによると、FRBが9月に利下げに着手する確率は68%。 ニューヨーク証券取引所では値上がり銘柄数が値下がり銘柄数を1.18対1の比率で上回った。ナスダックでは1.09対1で値下がり銘柄が多かった。 <金先物> 中国の景気刺激策導入への期待を背景に、反発した。中心限月6月物の清算値(終値に相当)は前日比31.90ドル(1.34%)高の1オンス=2417.40ドルと、今年4月中旬以来約1カ月ぶりに史上最高値を更新した。週間では1.79%高だった。 <米原油先物> 米中のエネルギー需要見通しに楽観的な見方が広がり、3日続伸した。米国産標 準油種WTIの中心限月6月物の清算値(終値に相当)は前日比0.83ドル(1.05 %)高の1バレル=80.06ドルと、4月末以来約半月ぶりに80ドルの節目に超えた。 週間では2.30%高。7月物は0.84ドル高の79.58ドルだった。
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7月末のFOMCで金利引き下げ開始ー8月1日ぐらいに1Q決算発表ー少し前にオリンピック開始 7月から本格上昇開始だねーそれまで我慢比べ???
米リセッションの色々な材料が出…
2024/05/26 10:13
米リセッションの色々な材料が出揃って来ました。7月頃には米政策金利が変更されると思うのですが、皆さんはどう思われますか?😊 金利変更=👍 据え置き=👎 1.景気後退懸念 ・学生ローン免除撤回。 ・BTFP(銀行救済プログラム)停止。 ・カードローン延滞者増加。 ・Buy Now, Pay Later増加。 ・マクドやスタバの売上減少(消費冷込み)。 ・Amazon等による無店舗小売低下。 ・原油価格低下(景気低下)。 ・米商業用不動産 空室増加に伴う価格低下。 ローンの高金利借り換え。 2024年へのローン延長増加。 ・FOMC議事録 政策金利の高金利を長期継続。 利上げの可能性示唆。 Discount window(銀行への融資)使用示唆。 融資基準の更なる厳格化。 ・長短金利幅拡大のピーク=2023年6月 ・4/24発表BED(Business Employment Dynamics)での雇用者数 2023年第3Qを第2Qと比較=−561,000 ※同期間の非農業部門雇用者数=+667,000 ・AIによる雇用削減。 ・移民者の低賃金雇用。 ・米国求人数低下。 ・パレスチナ紛争による地政学リスク。 ・ロシア、ウクライナ戦争による地政学 リスク。 2.インフレ懸念 ・移民者への給付金のバラマキ。 ・QTペース鈍化。 ・対中関税強化。 ・住宅ローン補助拡大。