検索結果
-
「H3」3号機の打ち上げリハーサル“良好な結果得られた” JAXA 2024年5月30日 13時00分 シェアする 来月打ち上げられる予定の日本の新たな主力ロケット「H3」3号機の打ち上げ手順を確認するリハーサルが鹿児島県の種子島宇宙センターで行われ、JAXA=宇宙航空研究開発機構は、計画どおりの項目を検証し良好な結果を得られたと30日発表しました。 種子島宇宙センターでは29日、「H3」3号機が発射地点に据え付けられ、打ち上げまでの手順を確認するリハーサルが行われました。 リハーサルでは、ロケットにマイナス200度前後の液体燃料などを充填(じゅうてん)した状態で、機体の各機能が正常に動作することを確認する「極低温点検」と呼ばれる試験が行われ、午後5時半と午後8時半を打ち上げ時刻と想定し、それぞれエンジンに点火する直前の7秒前までカウントダウンを行いました。 試験では、初号機と2号機からの改善点の検証のほか、より重い衛星の打ち上げに向けて、2段目のロケットの燃料を減らした状態での機能の確認などを行ったということで、JAXAは、計画どおりの項目を検証し良好な結果を得られたと30日発表しました。 JAXAの有田誠H3プロジェクトマネージャは「主な目的であった改善点の検証を含め、大変有効なデータを取得することができ、今後のミッションに向けての大きな前進となった」とコメントしています。 「H3」3号機は地球観測衛星「だいち4号」を搭載して、来月30日に種子島宇宙センターから打ち上げられる予定です。
-
川重<7012.T>は29日、H3ロケット試験機2号機により初めて打ち上げられた新規開発の非火工品分離デバイス「Simple Pin Puller(シンプル・ピン・プラー)」(火薬を使わず、電気信号により機械的な結合状態を解除し得るデバイス)と、それを利用した小型衛星用衛星分離部「Simple PAF(シンプル・パフ)」が 、宇宙空間で正常に機能することを確認したと発表した。 同社は19年からJAXA(宇宙航空研究開発機構)と、小型衛星用の非火工品分離機構を使用した衛星分離部の共同研究を実施するとともに、JAXA宇宙イノベーションパートナーシップにおける連携活動により運用性を向上し、これらの成果を活用した「Simple Pin Puller 350」と、これを用いたSimple PAF シリーズの「Simple PAF 15M」を製品化。24年2月に打ち上げられたH3ロケット試験機2号機における「超小型衛星相乗り」の取り組みで選定された50キログラム級衛星の衛星分離部に「Simple PAF 15M」が、3U衛星の放出機構の非火工品分離デバイスとして「Simple Pin Puller 350」がオービタルエンジニアリング社製3Uポッドに採用され、いずれの製品も宇宙空間で正常に作動し、搭載された衛星は所定の軌道に投入されたという。 3U衛星とは、1辺約10センチメートルの立方体(1U)を3個つなぎ合わせた大きさの衛星。 午後1時12分時点の株価は、前日比167円安の6021円。 [ 株式新聞ニュース/KABDAS-EXPRESS ] 提供:ウエルスアドバイザー社 (2024-05-29 13:13)
-
宇宙航空研究開発機構(JAXA)の月探査機「 SLIM(スリム) 」が月面で撮影した岩石を分析したところ、マントルの主成分とされる「カンラン石」の存在を示すデータが確認された。 立命館大や会津大などの研究チームが27日、千葉市で開催中の日本地球惑星科学連合大会で発表した。 月の地下にあるマントル由来だとわかれば、月の起源の解明につながる可能性がある。 SLIMは、搭載するカメラのオートフォーカス機能を使い、月面の岩石10個を観測した。チームが、岩石に反射した光の波長を分析した結果、「ダルメシアン」と名付けた岩石1個で、カンラン石を多く含んでいることを示すデータを取得した。着陸地点周辺には、天体が衝突して露出したマントル由来のカンラン石が多くあるとされる。 月の起源を巡っては、巨大な天体が地球にぶつかり、飛び散って出来たとする説がある。マントルは月の体積の大部分を占め、マントル由来の岩石の組成がわかると、月全体の特徴も推定できる。 地球の岩石と比較すれば、月の成り立ちがわかるかもしれない。会津大の大竹真紀子教授(惑星科学)は「カンラン石の分析を進め、月と地球の謎を明らかにしたい」と話す。 国立天文台の並木則行教授(惑星科学)の話「マントル由来の岩石と確かめられれば、今後の探査につながる重要な成果だ」
-
Kudanド真ん中なのですが?!!! アルテミス計画(アルテミスけいかく、英: Artemis program)は、アメリカ合衆国連邦政府が出資する有人宇宙飛行(月面着陸)計画である。 当初計画では2024年までに「最初の女性を、次の男性を」月面(特に月の南極(英語版)付近)に着陸させることを目標としている。計画名と計画の詳細は2019年5月に発表された。 なお、アルテミスはギリシア神話に登場する月の女神で、アポロ計画の由来となった太陽神アポロンとは双子とされる。 さらに、使用するオリオン宇宙船の由来であるオリオンはかつてアポロンに騙されて命を奪ってしまうと言う悲しい結末を迎えた最愛の恋人である。 この計画は、主にアメリカ航空宇宙局(NASA)とNASAが契約している米国の民間宇宙飛行会社、そして欧州宇宙機関(ESA)、日本の宇宙航空研究開発機構(JAXA)、カナダ宇宙庁(CSA)、アラブ首長国連邦のムハンマド・ビン・ラシード宇宙センター(MBRSC)などの国際的パートナーによって実施される。 計画自体はNASAが主導しているものの、月面での持続的な駐留を確立し、民間企業が月面経済を構築するための基盤を築き、最終的には人類を火星に送る(有人火星探査)という長期的目標に向けた次のステップとして、国際的なパートナーシップが計画を前進させる上で重要な役割を果たすことが期待されている。 NASA長官ビル・ネルソンは、日本人宇宙飛行士も月面着陸に参加させることを表明している。
-
探査機「SLIM」月面観測データから月の起源探る重要な岩石確認 2024年5月27日 16時28分 月面着陸 ことし1月、日本初の月面着陸に成功した探査機「SLIM」が得た月面の岩石のデータを解析した結果、月の内部に存在し、月の起源を探るうえで重要な手がかりになる「カンラン石」の存在を確認したと立命館大学などの研究グループが明らかにしました。これは、27日に千葉県で開かれた学会で立命館大学や会津大学などの研究グループが明らかにしました。研究グループは、ことし1月に日本初の月面着陸に成功したJAXA=宇宙航空研究開発機構の無人探査機「SLIM」に搭載された特殊なカメラで観測した月面の岩石のデータを解析しました。その結果、「カンラン石」の存在を示すデータが得られたといことです
-
会津大学の大竹真紀子教授などの研究グループは、月面着陸した無人探査機「SLIM(スリム)」が撮影した画像を解析し、「カンラン石」と呼ばれる鉱石の塊があることを見つけた。カンラン石は地球内部を構成する岩石で、月が地球と他天体の衝突でできたとする学説を補強する可能性がある。 成果は27日に千葉市で開かれた日本地球惑星科学連合の大会で発表された。 スリムは着陸後、搭載された特殊なカメラを使って計10個の岩石を観測した。このカメラで撮影した岩石の画像を分析することで成分などを特定できる。データ解析を進めたところ、「ダルメシアン」と名付けた岩石に数センチメートル以上のカンラン石の塊が含まれていることが分かった。 写真左上の「ダルメシアン」と名付けた月面の岩石は「カンラン石」で構成されていた=宇宙航空研究開発機構(JAXA)、立命館大学、会津大学提供 カンラン石は、地球内部の「マントル」の大多数を構成する岩石として知られる。カンラン石の塊が月から見つかれば、地球に大きな天体が衝突して月ができたとする「ジャイアント・インパクト説」の裏付けにつながる可能性がある。同説によると月は、天体の衝突で飛び散った地球内部の岩石などが集まってできた。そのため、月内部のマントルも、地球内部のマントルと似た組成になると考えられる。 月の表面には、隕石(いんせき)が衝突してクレーターができた際、地下から出てきたマントル由来の岩石が表出したとみられる場所がある。スリムはこうした場所を目指し、目標地点からの誤差を100メートル以内にする「ピンポイント着陸」に成功した。 大竹教授は「(カンラン石の集合体が発見されたことは)岩石が地下深いところからもたらされたことを示唆している」と説明した。観測した岩石の詳しい組成の解析を進めるなどして、今後、研究成果を論文にまとめる。
-
これは材料になるかな リンク貼っておきます👍 インターステラテクノロジズ 超小型衛星打ち上げ事業者に 05月18日 12時35分 十勝の大樹町で新型ロケットの開発を進めるベンチャー企業が、JAXA=宇宙航空研究開発機構が民間から公募する超小型衛星を打ち上げられる事業者に選ばれました。 大樹町のベンチャー企業、インターステラテクノロジズは小型の人工衛星を搭載できる新型ロケット「ZERO」を今年度以降打ち上げることを計画しています。 この企業とJAXAがこのほど新たな協定を結び、スタートアップ企業の宇宙産業への参入を促すためJAXAが民間から公募する超小型衛星の「打ち上げ事業者」のひとつに選ばれました。 JAXAはこの協定を大樹町のベンチャー企業を含むあわせて4社と結んでいて、今後、この4社の中から人工衛星を打ち上げる契約を結ぶということです。 大樹町のベンチャー企業では今回の協定が開発を進めるロケットの信頼性向上や事業の拡大につながると期待していて、稲川貴大社長は「今後、国内から宇宙への輸送サービスは桁違いに増えることが見込まれている。期待に応え続けられるよう引き続き技術実証と事業開発にまい進していきたい」とコメントしています。 https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20240518/7000067063.html
-
こういうのシキノ的には儲けにはならない 慈善事業ということですか?? ↓ 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は17日、月面から天体観測を行う「月面天文台」を設置し、早ければ2028年度から試験的な観測を始める方針を文部科学省の会合で示した。大気がない月面に棒状アンテナなどの観測装置を設置して、地球では観測が難しい周波数の電波を検出して宇宙誕生初期の謎に迫る。
-
「H3」3号機の打ち上げリハー…
2024/05/30 15:36
「H3」3号機の打ち上げリハーサル“良好な結果得られた” JAXA 2024年5月30日 13時00分 来月打ち上げられる予定の日本の新たな主力ロケット「H3」3号機の打ち上げ手順を確認するリハーサルが鹿児島県の種子島宇宙センターで行われ、JAXA=宇宙航空研究開発機構は、計画どおりの項目を検証し良好な結果を得られたと30日発表しました。