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投稿コメント一覧 (1553コメント)

  • 「日本の国の成立の第一歩は、ヤマト王権の成立ということになります。それは、ちょうど卑弥呼が亡くなった3世紀の中頃です。そして、その後5世紀になると〝倭の五王〟と呼ばれる王が5人続く安定的な統一王権が存在したことがわかっています。

    でも、その間の4世紀に、どのように王権が推移していったのかは文献からはわからないんです。そのため、「空白の4世紀」と呼ばれています。

    また、この空白の4世紀に王陵の場所がすごく変わっています。

    3世紀の古墳は、邪馬台国、あるいは初代ヤマト王権の王の王陵と考えられるものが、奈良盆地の南にあります。そして、5世紀になって倭の五王の時代になると、大阪の平野に移っています。

    では、4世紀はどうかというと、富雄丸山古墳のある奈良盆地の北に王陵が一時出てきます。つまり、4世紀は王陵の所在地が奈良盆地の南から北を経て、大阪平野へと変化する激動の時代なんです。

    そして、富雄丸山古墳の調査によって、ある仮説が考えられるようになりました。

    ヤマト王権の王は、畿内地域の諸勢力の中で、どの派閥が担いだ王なのかということです。王権の成立期は奈良盆地の南部の勢力がリーダーシップを握って王を輩出する立場にいた。しかし、4世紀になると弱体化して、主導権が大阪の平野部の勢力に移っていった。自民党の派閥争いみたいなものです。

    そのとき、大阪の平野部の勢力のために非常に重要な働きをした人物が、富雄丸山古墳に眠っているのではないかというものです。

    というのも、大阪平野に主導権が移ったヤマト王権は、5世紀になると盾形銅鏡に似た形をした革で作った盾や蛇行剣を各地の有力者に分け与えています。それによって連携を強めていきました。

    その一番古いものが富雄丸山古墳から出ているのですから、大阪の平野部のヤマト王権に大きな影響力を与えた人だということが考えられるわけです」

  • [コペンハーゲン 5/6日 ロイター] - デンマークの海運大手マースクは6日、

    アジアと欧州北部、地中海沿岸地域を結ぶ各社コンテナ船の輸送能力を巡り、攻撃される危険がある紅海・スエズ運河ルートを迂回することで第2・四半期(4―6月)に15―20%落ち込むとの試算を発表した。

    紅海ルートの輸送ではイエメンの親イラン武装組織フーシ派による攻撃を受けかねない。アデン湾の沖合も危険水域となっている。このため輸送各社は昨年12月以来、スエズ運河の利用を諦めてアフリカ南端の喜望峰周りの通航ルートに変更している。航海日数が長くなり、燃料費は1便当たり40%高騰。運賃は跳ね上がっている。

    紅海の海運混乱は他のコンテナ貨物ルートに影響を及ぼし、特にアジアと南米ルートにしわ寄せをもたらしているという。マースクによると、混乱は少なくとも年末まで続く恐れがある。

    紅海ルートを選択する海運会社もある。フランスの海運大手CMA・CGMは、フランスや他の欧州海軍フリゲート艦の護衛を受けて一部の船舶を航行させている。ただ、大半は紅海を避けているという。

  • [北京 5/7日 ロイター] -

    原油先物価格は7日のアジア市場序盤の取引で上昇している。イスラム組織ハマスとイスラエルの停戦交渉が続く中、イスラエルはパレスチナ自治区ガザ最南部ラファでハマス拠点を攻撃した。

    北海ブレント原油先物は0010GMT(日本時間午前9時10分)時点で0.46ドル(0.55%)高の1バレル=83.79ドル。米WTI先物は0.46ドル(0.59%)高の78.94ドル。

    ハマスは6日、ガザでの休戦案を受け入れると発表した。一方、イスラエル側は受け入れられない要素が含まれるとし、合意には至っていないとしている。

    また、イスラエル軍はガザ最南部ラファ東部でハマスを標的とした的を絞った攻撃を実施していると発表した。

    中東情勢の激化で原油供給が途絶えるとの懸念が相場を下支えしている。サウジアラビアがアジアなどへ販売する6月の原油価格を引き上げたことも、今夏の旺盛な需要への期待につながり価格を下支えした。

  • 2024年5月7日

    米シタデルの創業者ケン・グリフィン氏は、米金融当局が利下げを9月に見送った場合は12月に実施する可能性が高いと予想した。自身の予想通り当局は慎重なアプローチで進んでいるものの年内1回の利下げがあるとの見方を示した。

      グリフィン氏は6日、カリフォルニア州ビバリーヒルズで開催されたミルケン・インスティチュート・グローバル・コンファレンスで、「それまでにインフレが十分に減速するか疑問は残る」と述べ、賃金上昇と脱グローバリズムは「われわれが成人してからのほとんどの期間にわたり商品価格設定を助けてきた持続的デフレ傾向の効果を減ずる」と指摘した。

      同氏は3月に、米金融当局が後に利上げせざるを得なくなる可能性を避けるため、利下げをゆっくりと進めるべきだと述べていた。同氏は6日、金融当局は経済の成長持続とインフレ抑制のバランスを取る必要があり、それが「当局の仕事をはるかに難しくしている」と述べた。

      また、同日のCNBCとのインタビューでは、高めの政策金利をより長く維持することは「正しい選択」だったと語った。

  • 2024年5月7日
    サウジアラビアは、アジア向けに出荷する原油の価格を引き上げた。値上げは3カ月連続。

      ブルームバーグが入手した価格表によると、サウジの国営石油会社サウジアラムコは代表油種アラビアンライトについて、アジア顧客向けの6月積み価格をバレル当たり90セント引き上げ、中東産原油の指標価格を同2.90ドル上回る価格に設定した。ブルームバーグが精製業者6社を対象に実施した調査では、60セントの引き上げが見込まれていた。

      サウジアラムコは、アラビアンライト以外の油種についても価格を引き上げた。

  • 米連邦準備制度理事会(FRB)が四半期ごとに実施する上級融資担当者調査で、1-3月(第1四半期)に与信基準を厳格化した銀行が増えたことが分かった。

      6日に公表された調査結果によれば、中・大規模企業向け商工業融資の基準を厳しくしたと回答した米銀の割合(ネットベース)は15.6%。2023年10-12月(第4四半期)の14.5%から上昇した。

  • 米リッチモンド連銀のバーキン総裁は、高金利が景気を一段と鈍化させ、インフレを当局目標の2%に向かって減速させるとの見解を示した。

      バーキン総裁は6日、労働市場が堅調なため、金融当局は利下げを実施する前にインフレが持続的に鈍化する証拠を得る時間を確保することができると発言。一方で、住宅とサービスのインフレ継続が、今年見られているように物価を高止まりさせるリスクがあると述べた。バーキン総裁は今年の連邦公開市場委員会(FOMC)で投票権を持つ。

  • 米 4月 S&P グローバル PMI

    4月の投入価格指数は56.5。3月は58.7と6カ月ぶりの高水準となっていた。
    4月の販売価格に関する指数は54.1。3月は56.4と10カ月ぶりの高水準だった。

  • 4月のISM非製造業総合景況指数
    仕入れ価格指数は59.2と、3カ月ぶりの水準に上昇。
    ISM製造業の仕入れ価格指数も22年6月以来の高水準となっていた。

    4月の製造業総合景況指数:
    仕入れ価格指数は2カ月連続で上昇し、インフレ圧力の根強さを示唆。
    4月は前月比で5.1ポイント上昇の60.9と、22年6月以来の高水準となった。

  • ボウマンFRB理事、インフレ率は「しばらくの間」高止まりへ

    2024年5月4日
    金利据え置きでもインフレ率は一段と低下すると見込む
    金融政策は景気抑制的、十分かどうかは今後のデータ次第

    米連邦準備制度理事会(FRB)のボウマン理事は、インフレ率は「しばらくの間」高止まりする可能性が高いが、金利を現在の水準で維持してもいずれは減速すると予想している。

    ボウマン氏は3日、フロリダ州で講演。最近のインフレデータは2023年末の減速が一時的だったことを示唆しているとの見方を示した。米当局者の発言としては1日のパウエル議長以来となる。

    FOMC、政策金利据え置き-インフレ沈静化の進展は失速

    ボウマン氏は「しばらくの間はインフレの高止まりを予想している」と述べ、
    「政策金利を安定的に維持したままでインフレ率が一段と低下するというのが、私の基本シナリオだ」と続けた。

    金融政策は景気抑制的のように見えるが、インフレ率を米当局の目標である2%に下げるのに十分かどうかは、今後発表されるデータ次第だと付け加えた。

  • 5/4日:クックFRB理事講演
    5/6日:ウィリアムズ米NY連銀総裁イベント参加、
        バーキン米リッチモンド連銀総裁経済見通しに関する講演、
        FRB、銀行融資担当者調査発表
    5/7日:カシュカリ米ミネアポリス連銀総裁がイベント参加
    5/8日:卸売在庫、クックFRB理事半年に一度の金融安定報告に関し討論
    5/9日:週次新規失業保険申請件数
    5/10日:ミシガン大消費者信頼感、グールズビー米シカゴ連銀総裁講演

  • 米シカゴ連銀のグールズビー総裁は、年内3回の利下げを見込む政策当局者の中には自身も含まれると述べた。
    3月19、20両日の連邦公開市場委員会(FOMC)後に公表された金利・経済予測の中央値と自身の見通しは整合的だと語った。同予測では10人の当局者が年内少なくとも3回の利下げを、他9人が2回以下をそれぞれ見込んでいた。

    クック理事は「ディスインフレの道筋は予想通りに起伏が多く、平たんではないが、さらなる政策調整に慎重な姿勢で対応することで2%に向けて持続的な低下軌道を確保できると同時に、強い労働市場の維持に取り組むことができる」と述べた。 2022年5月にFRB理事に就任したクック氏は、かつてミシガン州立大学の経済学教授だった。

    ウィリアムズ総裁
    現在の経済の強さを考えると、利下げの緊急性は全く感じていない」と言及。「われわれの経済は強い。これは極めて望ましいことだ」
    「このことは、現在の金利水準で経済が大幅に減速していないことも意味する」とし、インフレ率を目標とする2%に戻す取り組みを続けながら、金利を据え置く必要がある可能性を示唆した。

    カシュカリミネアポリス連銀総裁、利下げはインフレ動向次第  
    「私は3月時点では、インフレが当局の2%目標に向かって下がり続ける場合、年内に2回の利下げがあると予想していた」と発言。「インフレの横ばい推移が続くようであれば、そうした利下げを実施する必要があるのかどうか疑問が生じるだろう」

    リッチモンド連銀総裁、利下げまでに時間かけるのが「賢明」
    リッチモンド連銀のバーキン総裁は、利下げをする前にインフレ軌道に関して一段の明瞭さを得るべく時間をかけることが、米金融当局にとって「賢明」だと述べた。
    「誰もインフレ再燃を望んでいない」と発言。「労働市場の強さを踏まえると、金利引き下げプロセスを開始する前に雲が吹き払われるのを待つ時間はある」

    「金利をいくらか景気抑制的に維持することで、インフレを当局の目標に戻すことができると私は楽観している」とも語った。

    フィラデルフィア連銀総裁
    経済は底堅く雇用の伸びはなお力強いが、
    インフレは依然として高過ぎるとの見解を示した。
    「現在の状況はあるべき姿ではない。保有資産が限定され、所得も抑制されたALICEと呼ばれる世帯にとっては特にそうだ」

  •   楽天証券経済研究所の愛宕伸康チーフエコノミストは、植田総裁が中立金利に改めて言及したことは重要なメッセージだと指摘する。短期の中立金利は保守的に見て1%もしくは1%を上回る程度とし、仮に次の利上げが9月とすれば、「半年ごとに0.25%ずつ引き上げていけば、26年3月には1%になり、植田総裁の発言のイメージに合う」とみている。

      そのペースでも、これまでの日銀の発信や市場の想定よりも「タカ派だろう」という。市場メカニズムがきちんと働く債券市場に戻すには、長期金利を2%程度に引き上げていく必要があるとし、そこにゆっくりと近づくように、日銀は経済・物価情勢を見ながら中立金利に向けて政策金利を引き上げていくとみる。

      ブルームバーグが4月会合前に行ったエコノミスト調査では、日本の中立金利水準の中央値は1.13%。市場が低めの中立金利を想定する中、半年に1回程度の利上げペースは整合的だが、日銀がもっと高い中立金利を見込んでいる可能性もある。日銀が16年に実施した総括的な検証では、自然利子率について「おおむね0%程度で推移している可能性が高い」と分析。目標実現時の中立金利は2%前後になる計算だ。

      植田総裁は4月会合後の会見で、中立金利について「かなりの不確実性がある」との認識を改めて示しつつ、「まだ狭い範囲に絞ることができておらず、なるべく早い期間にもう少し絞る作業を続けたい」と語った。今後、日銀としての分析をどのように示すかが注目される。

  • 2024年05月03日(金)16時15分公開
    介入の余韻やドル金利の低下でドル円152円台、予想は強いままの雇用統計でサプライズなしか (持田有紀子)
    2024年05月03日(金)10時19分公開
    ドル円不安定な値動き!米雇用統計後も読みにくい?介入8兆円規模。ドル円急落は買って長めに持つ方針。 (ZERO)
    2024年05月03日(金)06時49分公開
    5月3日(金)■『主要な株式市場及び米国債利回りの動向』と『FOMC結果発表明けでの各市場の反応』、そして『米国の雇用統計とISM非製造業指数の発表』に注目! (羊飼い)
    2024年05月02日(木)18時05分公開
    米ドル/円は、170円が次のターゲット!? 為替介入は、あと2回程度? 円安の流れを変えるのは困難、高値は追わずに介入で下がったところを少しずつ買いたい! (西原宏一

  • 米供給管理協会(ISM)が発表した米4月ISM非製造業景況指数は49.4と、3月51.4から改善予想に反して予想外の50割れと活動の縮小域に落ち込んだ。22年12月来で最低。仕入れ価格指数は59.2と、1月来で最高。物価の高止まりが指数を押し下げた。消費は米国経済の7割を占めるため今後景気が減速する可能性が示唆された。

  • ・米・4月ISM非製造業景況指数:49.4(予想:52.0、3月:51.4)

  • ・米・4月サービス業PMI改定値:51.3(予想:51.0、速報値:50.9)
    ・米・4月総合PMI改定値:51.3 (速報値:50.9)

  • 労働市場の減速を示す結果を受けて、短期金融市場では連邦準備制度理事会(FRB)の利下げ開始予想が従来の11月から9月に前倒しされた。米10年債利回りは4.56%から4.44%へ低下した。米株先物も上昇。
    ドル売りが加速し、ドル・円は153円31銭から151円86銭まで下落。

    【経済指標】
    ・米・4月非農業部門雇用者数:17.5万人(予想:+24.0万人、3月:+31.5万人←+30.3万人)
    ・米・4月平均時給:前年比+3.9%(予想:+4.0%、3月:+4.1%)
    ・米・4月失業率:3.9%(予想:3.8%、3月:3.8%)

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