<重要なお知らせ>掲示板の利用規約について
この度、Yahoo!ファイナンス掲示板の利用規約を改訂いたしましたのでお知らせいたします。
主な修正点として、各禁止事項における詳細説明及び禁止投稿例を追加しました。
規約はこちら→【掲示板】禁止行為、投稿に注意が必要な内容について

【改めてご確認ください】
 ・他人の個人情報にくわえ、投稿者自身の個人情報も削除対象です。
 ・無関係な画像や漫画・アニメなど他人の著作物だと判断される画像は削除対象です。
 ・同様の画像がプロフィールで使用されている場合は、初期化対象です。
ここから本文です
ウェルスナビと愉快な仲間達
投稿一覧に戻る

ウェルスナビと愉快な仲間達の掲示板

NY市場サマリー(20日)ドル/円が7週ぶり高値、利回り上昇 S&P500下落
2024年6月21日午前 7:01 GMT+93分前更新

<為替> ドルが対円で7週間ぶりの高値を付けた。ポンドとユーロも下落した。米経済に鈍化の兆候が見られる中、市場では連邦準備理事会(FRB)による年内利下げを後押しするさらなるデータに注目が集まる。
ドル/円は0.51%高の158.89円。政府・日銀がドル売り/円買い介入に踏み切った4月下旬の水準に近づく中、警戒感が一段と高まっている。

<債券> 国債利回りが幅広い年限で上昇した。先週の利回り急低下を受けた投資家のポジション調整が続いている。投資家はまた、来週行われる約1830億ドルの2、5、7年債入札を視野に入れている。
ただ、この日発表された住宅着工件数など経済指標が全般的に軟調だったため、利回りは一時、高水準から戻す場面もあった。
午後の取引では、指標となる10年債利回りは3.5ベーシスポイント(bp)上昇し4.251%となった。
30年債利回りは3.7bp上昇し4.390%。2年債利回りは2.5bp上昇の4.728%だった。
財務省がこの日実施した5年物インフレ指数連動債(TIPS)の入札は好調で、利回り押し下げの一因となった。需要の指標となる応札倍率は2.52倍で、前回の2.58倍からわずかに低下したものの、平均である2.51倍とほぼ同水準だった。
5年物TIPS利回りは5月下旬以来、20bp超低下している。
2年債と10年債の利回り格差はマイナス47.9bpとなった。
LSEGによると、この日の経済指標を受け、フェデラルファンド(FF)金利先物が織り込む9月利下げ緩和の可能性は64%に低下した。

<株式> S&P総合500種とナスダック総合が下落して取引を終えた。エヌビディアの下げを受けた。投資家は年内の利下げ時期を見極める上で最近の経済指標やFRB当局者の発言に注目している。
S&P500は一時、複数の証券会社が今年末の目標水準とする5500を初めて突破する場面もあった。
ナスダックは7営業日続いた最高値更新がストップした。

<金先物> 軟調な米経済指標を背景に年内の利下げ期待が高まり、続伸した。中心限月8月物の清算値(終値に相当)は前営業日比22.10ドル(0.94%)高の1オンス=2369.00ドル。
この日朝に発表された米経済指標はまちまちな内容だった。新規の失業保険申請は、15日までの1週間で前週比5000件減と4週ぶりに改善した。一方、5月の住宅着工件数は市場予想を下回ったほか、米フィラデルフィア連銀が発表した6月の製造業景況指数は2カ月連続で低下した。米景気減速の兆しと受け止められたことから、市場ではFRBが年内にも利下げに踏み切るとの見方が拡大。指標発表直後の金相場は一時2379ドル付近まで急伸した。

<米原油先物> 米原油・石油製品の在庫減少や中東情勢を巡る供給リスクへの警戒感を背景に買い進まれ、3営業日続伸した。米国産標準油種WTIの中心限月7月物の清算値(終値に相当)は前営業日(18日)比0.60ドル(0.74%)高の1バレル=82.17ドル。前営業日に続き、中心限月の清算値ベースで4月下旬以来約1カ月半ぶりの高値水準となった。8月物は0.58ドル高の81.29ドル。
米エネルギー情報局(EIA)が午前発表した週報によると、14日までの1週間の米原油在庫は前週比250万バレル減と、減少幅は市場予想(220万バレル減)を上回った。ガソリン在庫は230万バレル減、ディスティレート(留出油)在庫は170万バレル減と、いずれも小幅積み増しの予想に反して大幅な取り崩しとなった。
パレスチナ自治区ガザでイスラエルとイスラム組織ハマスの戦闘が激化する中、中東地域での供給混乱への警戒感も根強い。