投稿一覧に戻る
富士フイルムホールディングス(株)【4901】の掲示板 2020/10/08〜2020/10/14
-
>>1024
sleさんへ
生物の世界の常識として生体のエネルギー物質としてATP(アデノシン3リン酸)というものがあるんだけど、アビガンが3リン酸化してはじめてウラシルの偽物としてRNAの複製を止めるとされていますね。
ATPの腸内吸収製剤があるんだけど、これの研究は現在、されているんでしょうか?
自分は過去、生物学をやってたんですが、今の現状を知りたい。
もしこれが使えればアビガン生成物ができやすくなるはず。
sle***** 2020年10月14日 17:41
病気がよくなるか否かで、もっとも重要な因子は、本人の治癒力。
いくらアビガンがよい薬でも、100%の確率で、よくすることは出来ない。
吸収されるのにも、組織に移行するのにも、細胞内に移行して有効な形に代謝されるのにも、すべて、本人のそれぞれの組織や細胞が十分に機能することが必須。
それぞれには、それなりのエネルギーが使われ、それが十分機能して初めて、効果を現すことができる。人によっては、その機能を十分に発揮できない人が、ある程度の頻度で存在している。
しかも、免疫が十分に働かなければ、症状の進行を止めることは出来ないし、ウイルスそのものに対して、異常な炎症反応を起こす場合もある。
それらの危険率を考慮すると、薬がいくら良い薬でも、100%の人に完全にうまく作用するということはほとんどないと考えておいたほうがよい。
そういうことがあって、有効性を示すということは、難しい作業となる。
それでも、有意差をも持って、有効であると示すことができたことは、この困難な状況において、大変なことであると考える。
薬とは、そのようなものであると考える。
だからこそ、より慎重に申請を行なうことは理解するが、其れでも、世界のコロナの動きを考えると、一刻も早く使えるようにすることが望まれる。