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楽天グループ(株)【4755】の掲示板 2021/05/29〜2021/05/31

テンセントの投資戦略を分析、楽天への投資は“純投資”か、日本市場の投資価値とは?

2021年5月28日(金) 15時

中略

テンセントは1998年11月、馬化騰(ポニー・マー)ら5人の若者により、深センで設立された。ゲームとコミュニケーションツールを看板事業として発展、今やアリババを抜き、株式時価総額の中国トップ、世界7位(2021年4月末)の巨大企業である。

2020年の売り上げは4821億元、前年比28%増、利益は1598億元、前年比71%増だった。部門別の売り上げと構成比は以下の通り。

ゲーム…1561億元、32.3% SNS…1081億元、22.4% 広告…823億元、17.0% 金融・企業サービス…1281億元、27.0%

ゲームの構成比は年々減少している。2017年は41%だった。その結果、現在では、主要4部門のバランスが取れている。さらに決算書には、投資による収入が695億元(約1兆1800億円)ある。

■投資部門を率いる“最強の軍師”

2020年1月、テンセント総裁・劉熾平は、テンセントの投資先は800社を超え、そのうち70社が上場を果たし、ユニコーン企業(企業価値10億ドル以上のベンチャー)は160社以上、と明らかにした。

そして2020年は168件、478億元(約8100億円)の新規投資を行った。これにより、投資企業は国内外1000社、上場は100社となり、ダブルで大台に乗せた。

https://www.recordchina.co.jp/b606787-s189-c20-d1189.html