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(NEXT FUNDS)日経平均レバレッジ上場投信【1570】の掲示板 2024/05/10〜2024/05/15


パウエル議長、米金利をより長期に高水準で維持する可能性示す

2024年5月14日 23:22 JST 更新日時 2024年5月15日 3:25   Bloomberg


FRBは忍耐強く景気抑制的な政策が効果発揮するのを待つ必要

米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長は、米金融当局は忍耐強くあるべきで、インフレが継続的に鈍化している証拠を待つ必要があるとの見解を示した。政策金利をより長期にわたって高水準に維持する必要性を強調した。

  パウエル議長は14日、アムステルダムで行われたオランダの外銀関連団体主催のイベントで発言。利下げ実施に必要な自信を得るには、従来想定していたより長い時間がかかる公算が大きいとの認識をあらためて示した。

  インフレは月次ベースで減速していくとの見通しを示した上で、1-3月(第1四半期)の物価データは自らが抱いていた自信を弱めたと明らかにした。

  「米国は第1四半期、インフレ沈静化のさらなる進展を著しく欠いた」とし、「順調な道のりになるとは考えていなかったが、この間のインフレは誰の予想よりも高い水準だった」と述べた。

  「われわれは忍耐強くあるべきで、景気抑制的な政策がその効果を発揮するのを待つ必要があることが分かった」とし、「インフレ率が時間とともに2%に低下するとの確信を得るには、より長い時間がかかりそうだ」と語った。


アムステルダムのイベントで発言するパウエルFRB議長Source: Bloomberg
  現行の政策については「数多くの尺度」でみて景気抑制的だと位置付けたが、インフレ率を当局目標の2%に戻すのに十分に金利が高いかどうかは時間がたたないと分からないと発言。

  「恐らく、より長期にわたってそのスタンスを維持するということだと考える」と付け加えた。

  パウエル議長はイベントで、欧州中央銀行(ECB)政策委員会メンバーのクノット・オランダ中銀総裁と討議。その中で、米金融当局の次の動きが利上げになる公算は小さいとあらためて述べ、政策金利を現行水準に維持する可能性の方が高いと語った。

  14日に発表された米生産者物価指数(PPI)については「強弱入り交じっている」と指摘した。

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いやはや チャンスは継続か